インド インド旅行術・豆知識

私がインドを好きな7つの理由!魅力を1万2千字で熱く語ってみた

※本記事は広告を含む場合があります。

へろー!いつもゴキゲンなタビビシスター(@tabibisister)でーす!

今回は、旅好きな私がインドを好きな7つの理由を自分の実体験を元に好き勝手に語っていきたいと思います。

よく、旅行者の間ではインドって好き嫌いが分かれる国だって言われていますよね。

好きな人はとことんハマるし、嫌いな人にとってはそれこそ本のタイトルじゃないですけど「インドなんて二度と行くかボケ!」と思ってしまう程嫌いになってしまうことだってある。

好きと嫌い、両極端。

インドの魅力って一体何?
インドの何がいいのよ?

インドに行ったことない人にとって、そんな素朴な疑問が湧いてしまうのも無理はありませんね。

そこで、この記事ではこれまでインドに4回行った私が個人的な思い出や体験談を踏まえて、インドの好きなところを独断と偏見を交えて熱く紹介していきたいと思います!

インドって行くとハマるっていうけど実際どうなの?
インド大嫌いな人と大好きな人がいるのはどうして?
インド好きな人ってインドのどんな所に惹かれるの?

そんな風に密かに気になっている方は是非参考がてら読んでみて下さいね

1万2千字弱程のクッソ長い記事になるので時間がある時にでもどうぞ。

私がインドを好きな7つの理由

私がインドを好きな理由は

・カレーが美味しすぎる
・アーユルヴェーダ思想に基づいた暮らし
・国全体がエネルギーに溢れている
・現地の民族衣装が可愛い
・混沌としていて何でもありな世界
・スピリチュアルを学べる
・人と人の距離間が近い

の7つ。

これらについて1つずつ具体的なエピソードも交えながらパッション駄々洩れで語っていきま~す。

それでは、いってみよう!

カレーが美味しすぎる

インドと言えばカレー。

インド=カレーという方程式は大多数の日本人がイメージするところなのではないでしょうか?

確かにインドはカレーがうまい!

美味しすぎて思わず火を噴いてしまいそうなほどうまい(ダルシムか)。

でも、実はカレーだけじゃなくてご飯が全般的に美味しい国なんですよ、インドって。

ひとえにカレーといっても、メニューによって使用するスパイスもそれぞれだし、地域ごとに使っている食材や調理法も全然違います。

言語と同様に多様性がありすぎて、インド料理のあまりの奥深さに初めて旅行した人はきっと衝撃を受けるハズ。

北インドと南インドという大幅なくくりだけでも、カレーを食べる時に

・北ではナンが出てくる
・南だとご飯が主役になる

といった違いがありますからね。

私は南インドのカレーが大好き。

・カジキを使ったフィッシュカレー
・海老や蟹を使用した贅沢なカレー

といったシーフード系のカレーはほっぺが落ちる美味しさだし、色々なメニューがついてくる定食的なミールスならいくらでも食べられちゃう。

ドーサというインド風の薄焼きクレープのようなものや、タミル地方に伝わるスパイシーで香り豊かなチェッティナード料理という料理も大のお気に入り。

インドのカレーって何でもかんでも辛いイメージがありますが、意外とそうでもなくて、パラクパニールというほうれん草のカレーやバターチキンカレー等はかなりマイルドで全然辛くないんですよ(人によるかも)。

インドに行って実際にカレーを食べてみると、これまで杓子定規で捉えていたインド料理の奥深さに驚くこと間違いナシ。

そして、いつの間にかすっかりインド料理の美味しさにハマり、街中で見かけた気になる食堂やレストランを片っ端から試している自分に気付くでしょう。

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アーユルヴェーダ思想に基づいた健康的な暮らし

インドでは食べ物と健康が密接に関わっています。

中国では医食同源という言葉がある通り、東洋医学の考え方を食事にも取り入れていて、漢方を日常的に摂取したり、漢方を使った薬膳料理を家庭で作っていたりしますよね。

それと同じように、インドにはアーユルヴェーダ思想というものが普段の生活の中に定着しています

人は

・ピッタ
・カパ
・ヴァータ

という3つの体質に分類されるという理論の元に、その人その人に合ったスパイスや食事を摂取し、体質に合った運動やマッサージ、ボディケアを行うことで心身の不調を整えられる、というアーユルヴェディックな考え方。

インド人は、それを日常生活の中で当たり前のように実践しているのです。

アーユルヴェーダの本場・ケララ州では専用の入院施設が沢山あり、地元の人だけではなく観光客にも大人気。

滞在型の施設では

・体質に沿ったヘルシーな食事を朝昼晩3食とる
・ハーブドリンクやナチュラルサプリでデトックス
・ヨガや瞑想を行う

といったことに加えて、

・シロダーラ(頭にオイルを垂らす施術)
・ネトラバスティ(バターを使った目のエステ)
・ナヴァキシ(ライスボールのマッサージ)
・スヴェーダナ(ハーバルスチーム)
・ごま油を使ったボディマッサージ

等のトリートメント的な施術までしてもらえます。

場合によっては浣腸といったハードめな施術もあったりして(黄金のうんこが出るらしい)。

旅行中、2週間程パンチャカルマ(アーユルヴェーダの施術)をやっていたという30代の女性と会ったことがあるのですが、彼女の肌があまりにもピカピカツヤツヤの美肌だったのでビビった覚えがあります。

頬はふっくら、髪もツヤツヤ、瞳もキラキラと輝いていて、とても若々しく見えたからてっきり大学生かと勘違いしてしまったほど。

アーユルヴェーダパワー恐るべし!

医療に関してもナチュラルな考え方が浸透しています。

以前、インドで下痢と発熱に見舞われた際、現地のインド人が紹介してくれた病院に行ったことがありまして。

てっきり抗生物質か何かもらうのかなと思っていたら、薬草やスパイスを練って丸めたタブレット状の薬を渡されて飲むよう言われました。

医者的にもケミカルなもの=薬はあまりよくないという認識のようでしたね。

飲んだら確かに胃腸が整って熱も下がったので効果てきめん!

それとは別にものもらいになった時も、現地で手に入るトゥルシーティー(幻のお茶)のティーパックを煮出して、それを冷ました「トゥルシーウォーター」で1日に何度も目を洗ったら見事に治ってしまいましたし。

薬草パワーすごすぎる!

街中のコスメショップでも

・ナチュラルな成分で作られたサプリメント
・天然素材のみのオーガニックスキンケア商品

も販売されていて、その種類も非常に豊富。

白髪に効果的なアムラや婦人科系の不調にいいとされるシャタバリといったサプリには私もお世話になりました。

クレンジングも

・アーモンドオイル
・グレープシードオイル
・ホホバオイル

といった肌に優しいオイルを使ったり、保湿ケアも

・薬草のパウダーを使った粉状のフェイスパック
・化粧水代わりにローズウォーター
・アーモンドや杏のフェイススクラブ

といった安心安全なアイテムが盛り沢山。

・ヒマラヤ
・バイオティーク
・ジョベス
・カーマアーユルヴェーダ

等、現地のナチュラルコスメを使ってお肌のケアをするのもインド旅行中の楽しみだったりします。

今回はどのコスメ使おうかな~?と悩む時間も楽しいんですよね。

食事も医療も美容もナチュラルなオーガニック思考なところ。

これもまた比較的自然派な自分にとってはインドという国に魅力を感じる理由の一つでもあります。

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国全体がエネルギーに溢れている

インドは街も人もとてもエネルギッシュ。

何とも言えないパワーに満ち溢れています。

市場は活気に溢れ、土産物屋の主人は声を張り上げて通行人に商品をこれでもかとアピールし、その間の小狭い通路をリキシャが縦横無尽に行き交う。

牛が路上を我が物顔で闊歩し、野ブタの家族がその辺のゴミをブヒブヒ鼻を鳴らしながら食い漁っているカオスな光景。

朝っぱらからパンパンと布団を叩く音や車のクラクションが鳴り響く音が聞こえてきて、宿に泊っていてもおちおちゆっくり眠ってなんていられない。

まるで獲物を狩るような目つきで、道行く旅行者に誰彼問わず話しかける怪しい詐欺師や客引き達の群れ。

声を張り上げたり、時には文句を言ってきたり、挙句の果てには断っても断ってもしつこく迫ってきたり口説いてきたりするインド人男性に辟易する女性も多いでしょう。

初めてインド旅行した人ならきっと度肝を抜かれるのではないでしょうか?

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こうした諸々の全てが苦手な人にとっては

・うるさい
・汚い
・落ち着かない
・いるだけで疲れる
・ゴミゴミしている
・常にイライラさせられる

といったマイナス要素にもなり得ますが、現地に行くと色々な意味でその圧倒的なパワーに衝撃を受けることは間違いありません。

良くも悪くも日本とは全く異なる世界が広がっている。

それがインドという国なのです。

前を走っているバイクや車にも平気でクラクションをプープー鳴らすし、電車やバスに乗ればチャイ屋や物売りが勝手に押し掛けてくるし、物乞いはやたらと図々しいし。

道端で立ち止まれば間髪入れずに通行人や店の人が「どこに行くんだ?お前は何人だ?」と話しかけてくる。

とにかく気が休まる暇がない。

もうほっといてくれ、1人にさせてくれ・・・と思ってもインドという国はおかまいなし。

町も人もとにかく元気で活気に満ちている。

そこにいるだけで不思議と自分まで元気になってくる。

老人が多く、町全体が静かで落ち着いてシステマチックな空気感に包まれている東京とは大違いです。

うるさいし、疲れるけど、それでもそのエネルギッシュでパワフルなインド特有の空気が私はとても好き。

現地の民族衣装(サリーやパンジャビドレス)が可愛い

インドには

・サリー
・パンジャビドレス
・クルタ
・カタックやカルベリアダンスの衣装

等、可愛いデザインの民族衣装が沢山あります。

どれもこれも色味がとってもカラフルで、赤に青に黄色に緑とパキっとした原色やビタミンカラーが多用されているのが特徴的。

一般のインド人女性はこうした民族衣装を身にまとっていることが多いため、私の中ではインドという国の印象自体がとってもカラフルなイメージ。

日本人よりも原色を好む傾向にあるため、どうしても目に入ってくる情報量が多いんですよね。

私達もインド旅行中はクルタやパンジャビドレスをお店で購入し、それを着て観光していました。

現地の服を着ているとそれだけで地元の人からは好印象に映るようで、よく話しかけられるし、好意的に接してもらえるんです。

民族衣装を着る=現地の人々に敬意を表している

という風に捉えられるんでしょう、きっと。

パンジャビドレスは見た目も華やかで、ちょっとしたコスプレ気分を味わえるから女性なら是非着てみて欲しい!

・シルクやオーガンジー素材のもの
・金銀の細かい刺繍が施されているもの
・タッセル風の装飾がついたもの

色々なデザインがあって値段もピンキリではありますが、自分に合う衣装を街中のお店で探すのも旅の楽しみの一つ♪

私達はチェンナイでパンジャビドレスをオーダーで仕立ててもらったのですが、見事な程に体型にジャストフィットなサイズ感だったのでびっくりしました(職人技ってすごい)。

明るい色を着ていると不思議と気分も明るくなるし、自然と笑顔も増えて行動までアクティブになっちゃうんだから色の効果って侮れません。

カラフルなインド=明るく元気な人達

という印象があるゆえに、日本に帰国した際は東京の景色があまりにも暗く沈んで見えて驚いたことがあります。

・男性はダークカラーのスーツ姿
・女性も黒や白、グレーといったモノトーンの服

道行く人みーんな暗い色の服を着て、顔も無表情でどこか無機質。

暗い服を着て暗い表情をした人々が群れをなして次々と灰色のビルの中へと吸い込まれていく・・・。

まるで東京という町全体が喪中みたいだ

と感じてしまい、帰国早々に陰鬱な気分になったことも・・・(苦笑)

実際は色味のついた服を着ている人もいるんだけど、インドがあまりにもカラフルすぎてそう感じてしまったんですよね。

それくらいインドの服って派手で元気なのです。

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混沌としていて何でもありな世界

インドの良さはとにかく適当なところ!笑

何をするにも自分のペースでいいし、あれこれ他人に気を遣わなくていい。

何とも言えない絶妙なユル~い感じがあって、これが本当に素晴らしいんですよ!

日本にいると、どうしても色々気を遣うことって多いじゃないですか。

常に周りの目を気にして行動しないといけないし、人と違ったことしたら眉をひそめられるし、息苦しさを感じるあの独特の空気感ってあるでしょ?

多様性が大事だと言われている割に、実際の社会ではお手手つないで皆一緒、を求められてしまう。

誰かのために、皆の為に、気遣いや思いやりが大事。

ぶっちゃけ、同調圧力や連帯責任という言葉が私は大嫌い

同時に自己責任、人に迷惑をかけるなという言葉も好きではありません。

でも、インドにいると

こうしなきゃいけない
こうじゃなきゃおかしい
こうするべきだ

といった考え方や見方から解放されます。

インド人って自分の失敗を気にしないし、他人の失敗に対しても比較的寛容。

たった一回失敗しただけで、鬼の首をとったように必要以上に叩いてきたりすることってあんまりないような気がします。

もちろん、ハッキリとした意思表明や主張はするんだけど(むしろ主張しかしない)、だからといってむやみやたらに相手に対して批判はしてこない。

嫌なものは嫌だし、好きなものは好き。

アイツは嫌い、君は好き。

非常にあっけらかんとしています。

嬉しい時は大げさに喜ぶし、悲しい時は分かりやすいくらいに凹む。

なんとも自分に素直で正直なインド人。

約束なんてあってないようなものだし、時間も守らないどころか遅刻・ドタキャンは当たり前。

「明日会おう!」って言われたから次の日会いに行ったら、全く悪びれた様子もなく

「今日は寝坊したからまた明日来て!」

と言われるのはよくある話(笑)

食堂でご飯を美味しそうに食べていたら勝手に厨房に案内されてしまうし、土産物屋に行けばチャイを出されていつの間にか店主と喋っているうちに2時間くらいが経過してしまうなんてこともザラ。

インド人の5分は30分、30分は半日かかると考えておくのが無難です。

いちいち動きがゆっくりで何するにしても遅くてマイペースだし、それなのに朝だけはやたらと早くて夜も遅い。

むしろ遊びは夜からが本番だったりします。

日中は暑すぎるから皆仕事しないで休憩しまくり、男達は真っ昼間からどこかの家や店先に集まってチャイタイム。

常に井戸会議がどこかで開かれ、暇さえあれば誰かとおしゃべり。

自撮り大好き、自分大好き。

仕事中も常に無駄口叩きながらスマホをいじったり、接客中なのに下手クソな鼻歌をガンガン歌うし、そのあまりにも自由な職場環境に羨ましさすら感じてしまいます。

レストランで注文しようとしたら「今テレビ見てるから後で!」と断られ、いざ注文したら「そのメニューはない!」と自信満々に言われる。

じゃあこっちでとお願いしたら「それもない!」。

じゃあ何ならあるの?と聞けば「今はこれとこれしかない。」と勝手に頼むメニューを店員の方から指定してくる始末

持ってきたメニューが違ったり、これ頼んでないよと拒否しても

「もう作っちゃったからこれ食べてよ!」

と笑顔で言われたり。

日本だとあり得ない光景山の如しなんだけど、このユルさが段々癖になってくるんですよね。

なんだ、こんなにテキトーでいいんだ。じゃあ自分も適当でいこう!みたいな(笑)

ルール通りじゃなくていいし、ルールなんてなくていい。

気の向くままに風任せ、自分自身の気持ちを大事にする。

インドを旅してると

誰かのため
社会のため
世間のため
周りのため

そういった概念から解放されて自由になれます。

自分が自分らしくいられるし、楽に生きられるというか。

乞食もいれば大金持ちもいるし、善人もいれば悪人もいる。

騙す人、騙される人。

与える人、与えられる人。

詐欺師でさえもヒンドゥー語をちょこっと話しただけでやたらと態度がフレンドリーになり、最終的には騙そうとしてたくせに「インドはいいところだよ。楽しんで!」とエールを送ってくれたりする。

都市部でバリバリ働くビジネスマンもいれば、サドゥという世捨て人のような修行僧もいる。

かと思えば、路上で物乞いしていた足の悪い乞食が夜になった途端に「業務終了!」とばかりにスクっと立ち上がり、どこからか現れた電動椅子に乗って颯爽と帰っていく姿を目撃することも・・・。

これにはさすがに笑ってしまいましたけどね。

混沌としていて何でもありで、でもありとあらゆる人を受け止めてくれる懐の深さがある。

そんなインドのごった煮感が私はすごく好きなのです。

スピリチュアルを学べる

インドと言えばスピリチュアル

これも日本人にとってはある種メジャーなイメージだと思います。

・ヒンドゥー教
・ジャイナ教
・シク教
・仏教

といった宗教はもちろんのこと、

・ヨガ
・瞑想
・レイキヒーリング
・タントラ思想
・ウパニシャッド哲学
・サイババ

等、インドには精神世界への扉を開く様々な要素が沢山存在しています。

インドに行くと新しい価値観に触れられるのは間違いないし、むしろインドと言う国自体がスピリチュアルといっても過言ではありません。

仮にあなた自身が無神論者だったとしても、この国にいると神様っているよな・・・と思わざるを得ない何かを感じるでしょう。

因果応報とか輪廻転生とか、そういう言葉すら信じたくなってしまう謎の力が働いているんですよ、インドには。

実際、インドを旅してると信じられない様な不思議体験を頻繁にしてしまうんですよね。

・何かを失くしてもそれが形を変えて自分の元に戻ってくる
・会いたいと思っていた人に偶然再会する
・求めているものが向こうから自然な形でやってくる
・今自分に必要な出会い・出来事が突如としてもたらされる

・・・なんてしょっちゅうです。

常識では考えられない様なことが次々と起こるのがインド。

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旅人の間では「インドに呼ばれる」なんて言葉がありますけど、この言葉の意味もインドを旅しているうちに段々体感として理解できるようになってきます

あ、今回私は歓迎されているな、呼ばれているな・・・とかね。

実際、私自身も失くしたパスポートが出てきた時はさすがに驚きましたし、インド人と何故か緊縛体験する展開になった時はもはや

「おお!神よ!アナタというお人は何をしでかしてくれるのですか!」

と平伏して祈りを捧げたくなる心境になりましたがね(汗)

信じられないことが立て続けに起こる、それがインドという国なのです。

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他の旅人からも色々な話を聞きました。

荷物を全部取られたけどそれでも無事に旅を続けられた人がいる一方で、残念ながらひどいトラブルに巻き込まれて現地で荼毘に付してしまった人もいたそうで・・・。

インドに駐在歴20年の人すら「インドは何年いても分からない国」だと言っていました。

現地に20年いてもそんなこと言うんだ・・・と驚いた記憶があります。

インドの神様はとっても気まぐれ。

人とのご縁も神様次第だし、インドの神は望んだ形での願いを素直に叶えようとはしてくれない

全てこちらの想像の斜め上をいく形で何かを運んできてくれるのがデフォルトなのです。

おいおい、そこじゃないんだよ、それは求めてないんだよ!

と突っ込みたくなることもよくあります。

トラブルもバンバン起こします。

意地悪だなと毎回思うのですが、でも最終的には助けてくれるんですよね。

結果的に全て納得できるところに着地するというか。

いいことも悪いことも起こったことは全て必然。

全てが一つに収束する。

それが宇宙の真理。

インドに来ると、変に心配したり、必要以上に何かの準備をしても無駄だと思わされます。

人生とは計画通りいかないもの。

運命には抗えない。

無駄にあがいても仕方がない。

万事尽くして天命を待つ。

人は無力で、自分も他人もこの世界を構成する自然界の中の一要素でしかない。

そう悟って全てを受け入れた時に、新しい風が吹くのです。

人との関係にしても縁がある人とは巡り巡ってまた会えるし、想定外のことが起こったとしても「なんとかなるさ!」と信じていれば本当に何とかなったりもします。

カルマを積まずに徳を積むことを心掛けていれば、きっと大丈夫。

いいことをすればいいことが返ってくるし、悪いことをすれば自分にも悪いことが起こる。

これ、本当。

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インドを旅する時のコツはあらがわないこと。

自分自身がちっぽけな存在だと認めて全てを丸ごと受け入れること。

自分も他者も愛し、インドという国を愛し、そして神様を信じること。

インドという国に対して敵意を持たないことが重要です。

騙されるもんか
ぼられるもんか

自分は賢くてワイルドで他の奴より完璧でうまくやれる自信がある。

そうやって片意地張って警戒心バリバリに旅してると、インドの神様はさらに意地悪してきます

おちょくってきます。

でも、もう全てを受け入れ、諦め、執着を手放した時にインドの神はご褒美をくれるのです。

・・・いや、本当ですから。

これは実際にインドに行った人じゃないと分からない感覚かも知れません。

でも、大抵のインド好きや長く滞在してる人、何度も渡印してる人って大体この感覚を持ってたりします。

ありのままに全てを受け入れること。

スピリチュアルを馬鹿にしていた私も、インドという国でスピリチュアルの奥深さを学んだのです。

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人と人の距離間が近い

インドにいると人との距離が近いと感じます。

時としてうざすぎるほどのパーソナルスペースの狭さ

これもまたインドのよさでもあります。

インド人は基本的におせっかい。

常にこちらの事情等関係なく、やたらと絡んでくるし何かしら構ってくれる人の多いこと多いこと。

部屋で寝ていれば

「どうした?体調が悪いのか?」

と心配して声掛けしてくるのはまだ序の口です。

ちょっと寝坊して部屋から出てこなかっただけなのにドアをドンドン叩いてきて

「大丈夫か?病気なのか?医者には行ったのか?俺が医者に連れていってやろうか?」

と大げさに事を荒立てるのは止めて欲しい・・・(笑)

はたまた、食堂でただボーっとしていただけなのに

「どうした?悲しいのか?ボーイフレンドに振られたのか?」

と勝手に早合点して、何故か向こうまで悲しそうな顔で見つめてきたり。

店の前を通ったら通ったで

「この間も見たぞ!まだここにいるのか、次はどこに行くんだ?」

と声を掛けてきて、立ち止まったのをいいことに

「俺の家族は〇人いて、姉は結婚して〇〇村に住んでて子供は〇人いて・・・。」

と聞いてもいないのにベラベラと自分語りを始める。

人によっては顔見知りになるとパーティーに誘ってくれたり、町を案内してくれたり、食事をごちそうしてくれることもあるし、道に迷っていたら見知らぬ少年がバイクに乗せてお目当ての所まで連れていってくれたりすることもある。

場合によっては下心やお金目的のこともあるけれど、それ以上にコチラが何か困っていると頼まなくても世話を焼いてくれる優しさを持っているのがインド人。

人との壁をあまり作らずに気軽に接してくるところが、ちょっと下町の感覚に近いかも知れません。

その代わり、個人にもめちゃくちゃ立ち入ってきますけどね。

結婚してるのか?
年齢は?
子供は何人?
なぜ結婚しない?
なぜ子供を作らない?
仕事は何してるんだ?
いくら稼いでいるんだ?
インドは何回目だ?
お前の親はいくつだ?
親は何の仕事をしているんだ?
兄弟は他にもいるのか?
どこに住んでいるんだ?

お~い、まだ続くんか~い!と突っ込みたくなるほどに質問責め、これは尋問、いや、むしろ就職の面接か?というくらいに不躾に色々聞いてきます。

そして、仲良くなったと思ったら金貸してくれとか言ってくる無礼な輩も普通にいます(笑)

・お金を貸しても返さない
・借りてる途中なのにまた貸してくれと頼んでくる
・お金が返ってくるのが半年後だったりする

こういったルーズさが災いしてか、一緒にいるとトラブルに巻き込まれたり、トラブルを持ってこられることも多々あります。

迷惑をかけられることも嫌な思いをすることもあるけれど、それも含めてインドでは人との距離感が近くて面白いなと感じます。

もちろん中には悪い人もいるし、全体的にワガママで子供っぽくて甘えや依存心が強い人も多いけど、それでも皆根本的なところが優しいなと感じるんですよね。

家族を大切にするし、赤ちゃんや子供には親切だし、困ってたら向こうから何かしらアクションしてきてくれたりするし。

一緒に喜び、一緒に怒り、一緒に悲しんでくれる。

こっちが何かミスってもノープロブレムと言われて終わり。

逆にこっちが怒っててもやはり「ノーゥプロブレェェ~ム!」の軽い一言で済まされてしまうところも憎めない(笑)

インド旅行していて孤独感を感じることってなかなかないのでは?

都会では、見知らぬ者同士が道端で出会って話す機会なんてほとんどないから余計にそう思ってしまいます。

リシケシでヨガをやっていた時に、日本人についてどう思うか?と先生(中年男性)に質問したところ、次のような答えが返ってきました。

日本人は美しいし、人を尊重するし、いつもニコニコしていて基本的にいい人間だと思う。

私は日本には行ったことないし、悪い人もいるだろうけど今まで会った人は皆いい人達だった。

でも、彼らはいつもハッピーに見えるが、実際はハッピーではない。

常に笑顔だけど、心の中には何かしら問題を抱えていて、それを内に秘めて決して誰かに話そうとはしない。

日本人は悲しい時や辛い時、他人とそれを共有しようとせずに自分で解決しようとする。

インドなら自分の家族や夫・妻などにそれを話すことで解消することが出来る。

でも、日本人は独身も多く、自分の悩みを素直に打ち明けられる人がいない。

だからたまに授業が終わった後で一緒に泣いてあげたり、ハグしたり、励ましたりすることもある。

日本人は孤独な人が多くて心がオープンじゃない。

うわ~、これはリアルな視点だなと思いましたよ。

実際、今の日本では孤独死する人ってとても多いですよね。

パートナーの有無、家庭の有無問わず、自分の本心を素直に打ち明けられる人が果たしてどれくらいいるのでしょうか?

独身はおろか、結婚していても実際は夫婦仲が冷め切っていたり、子供がいても孫がいても孤独に暮らしている老人って多いですし。

インド人に対してたまに(こいつマジでアホだな~)と思うこともよくあるんだけど、時として彼らはすごく本質を突くような発言をするんですよね。

お調子者だけど、直観力に優れていて、その人が発するオーラのようなものや内面に抱えているものを一発で見破ってしまう鋭さも併せ持っている。

突然ドキッとするようなことや、ハッとさせられるようなことを言うから、その度にインド人てすごいなと謎の感銘を受けてしまうこともしばしば。

人との距離が近く、人との繋がりの大切さを教えてくれるインド人。

寂しがり屋な人はインドに行ってみるといいかも知れません。

きっと1人が恋しくなる程にうるさい毎日が送れると思いますよ~。

私がインドを好きな理由や魅力まとめ

さーて、そんなわけでインド好きな私がインドを好きな理由について7つほど好き勝手に語らせていただきました!

インドという国の印象を一言で語るとしたら多様性というキーワードは外せません。

多民族かつ多言語で、一つの州がまるで一つの国くらいの広さを有し、文化や風習も地域によって全く異なる国。

貧富の差が激しく、ものすごく頭のいい人やとんでもない大金持ちがいるかと思えば、物乞いをしたり、学校にすら行けないまま決められた相手との結婚を強いられてしまう子供達もいる。

あまりにもギャップがありすぎて、

自分が今見ているインドという国が果たしてインドのどの部分なのか?

ということがたまに分からなくなることもあったりして。

実際、訪れる場所によって自分が受ける印象が180℃変わってしまうのがこの国の面白いところ。

いわゆるゴールデントライアングル(デリーアグラジャイプール)やバラナシといった王道ルートだったら、観光ずれした悪いインド人ばかりに絡まれて最悪なイメージしか持てないまま帰国することだってあるかも知れません。

でも、これがムンバイやインドのシリコンバレーと呼ばれるバンガロール等の町に行った場合なら、きっとあなたがインドに抱くイメージもガラっと変わってくるハズ。

マサチューセッツ工科大学よりも難しいと噂のIITの利発そうな学生さん達がいたり、スーツに身を包んだバリバリのビジネスマンがいたり、街中の5つ星ホテルでは高価なサリー(1着10万)を着たお金持ちのマダムがお茶している光景に出くわしたりするわけで。

そういう意味では、

・大多数の人が思い浮かべるいかにもな小汚くて貧しいインド
・現代の発展的で先進的な空気感を感じられるインド

両方を見た方がよりインドという国を深く感じられるのではないかと思います。

インドは何年住んでも分からない国。未だにインドという国が分からない。

在住歴20年の方が発したこの言葉が全てだと思いますね。

私個人の考えとしては、インド好きになる人やハマる人は

・いい意味でも悪い意味でも変わってる人
・常識にとらわれない人
・好奇心旺盛な人
・何かしら刺激を求めている人
・自分の殻を破ってみたい人
・何でも楽しもうという気概がある人
・精神世界に興味のある人
・カレーや辛い物が好きな人
・ストレスをためやすい人
・日本で鬱憤が溜まってる人
・生きづらさを感じている人

といった人だと思うので、気になる方は是非一度インドに行ってみてはいかがでしょう?

きっと何かしら新しい価値観の発見や自分自身の開拓が出来るのではないかと。

というわけで以上、インド好きなタビビシスター(@tabibisister)によるインドが好きな理由についてを熱く語ってみました!

とんでもなく長い記事をここまで読んで下さりどうもありがとうございました!

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