フェズ

モロッコ名産品フェズブルー陶器工房見学レポ♪制作現場を覗いてみた

へろー!いつもゴキゲンなタビビシスターでーす!

今回は「フェズで有名な陶器フェズブルーの工房を見学した体験談」をご紹介しちゃいます!

モロッコの市場ではカラフルな色彩の陶器をたくさん目にする機会が多いですよね。

タジン鍋などはモロッコでも人気のお土産品なので、密かに持って帰ろうとしている方も多いのでは?

実はフェズは陶器が有名な町として知られていて、白地に独自の青色で描かれた陶器は「フェズブルー」と呼ばれ観光客にも大人気なんですよ。

この記事では、職人さんが0から陶器を作り上げていく過程やモザイクタイル作りの様子、併設ショップで見つけたフェズブルーの陶器のお土産等を豊富な写真と共に紹介しています。

フェズブルーに興味のある方や陶器工房見学ってどんな感じなのか気になっているという方は是非参考がてら読んでみて下さいね。

フェズ焼きで有名!?モロッコのフェズブルーとは?

白地に濃い青一色で描かれるフェズの陶器は、フェズ焼きもしくはフェズブルーと呼ばれています。

上質なものは少し青みががかった緑色をしていて艶があまりないのが特徴とのこと。

手描きでひとつひとつ作られた陶器は同じものはなく、何と全てが一点もの。

フェズブルーのタジン鍋はフェズ以外の町で見かけることはなかったので、ここでしか手に入れられない超レアアイテムなんですよ~!

陶器好きならフェズ観光の際にはぜひともゲットしたいところですね。

フェズブルーの陶器は配送時に大変割れやすいため、日本ではなかなか手に入りづらいのが玉にキズ。

そのせいか日本国内で買うと結構なお値段だったりします。

スーク(市場)では何軒か専門店もありますが、中には身体に良くない成分が混ざっている安物もあるそうなので購入する際はある程度の目利きが必要。

もし購入するのならきちんとした工房や専門店で買うのがオススメですよん。

フェズブルーの工房・Art Naji(アール・ナジ)に行ってみた

フェズで仲良くなったモロッコ人男性に連れて行ってもらったのが陶器工房「Art Naji(アール・ナジ)」。

フェズ郊外にあり、市街からはブー・ジュルード門からタクシーで約10~20分ほど。

ここはフェズでも大きな窯元のひとつらしく、陶器職人が一つずつ陶器を制作している現場を間近で見学することができるんです。

食器や置物、モザイクタイルから建築用品まで作る大きな工房で、職人さんを養成する学校にもなっているらしいですよ。

工房は作業工程ごとに部屋が分かれており、素焼きの状態や色付け前の鍋がわんさか置いてありました。

作られた器は工房内のショップでも購入する事が可能なので見学ついでにお土産購入するのもアリ。

Art Naji(アール・ナジ)
住所:20, Quartier Industriel Ain Nokbi 30120 Fez Morocco
HP:http://www.artnaji.com/

フェズブルーの陶器工房にて制作現場を見学!陶器作りは面白い!

ここからはフェズブルーの陶器作りの過程を紹介していきたいと思います。

アールナジに入ると、すぐにノリのいいモロッコ人のガイドのおじさんが話しかけてきます。

この工房は日本のツアーでもよく使われる場所らしく、ガイドさんは日本語がかなり上手!

モザイクタイル作りの現場

工房入り口付近はモザイク製品を作るエリアになっています。

併設の窯で焼かれた様々な色のタイルを細かく割って削って、必要な形に切り出していきます。

これらをパズルのように組み合わせてモザイクの絵柄にしていくんだとか。

色がついた部分を下にして並べ、裏側からタイルのピースをはめていき、セメントを流して固めた後でひっくり返して完成~!

細工は図面なしの完全手作業らしいのでこれはなかなか骨が折れる作業ですね。

陶器に直接色を塗っていると思っていたので、まさか一つずつ細工を切り抜いて色を付けてはめ込んでデザインを作っているとは知らず・・・。

その細かい制作過程に驚いてしまいました。

近くに置いてあったモザイクの噴水(?)。

リヤドやモスクでよく見かけますが、こんな風に作られていたとは!!

ちなみにこれらも一応購入できるそうですが、かなりお高いんでしょうね~。

ガイドさん曰く、モザイク職人になるためには最低でも10年の修行が必要なんだとか。

確かにこの技術を身に付けるためにはかなりの時間がかかりそう。

いやはや、職人ってすごい(゚д゚)!

粘度を練ってろくろを回してタジン型を生成

続いてタジン鍋の形を形成する現場へGO!

タジン鍋は粘土の様な泥から作られています。

粘土をたっぷりの水につけて柔らかくしてこねやすくしたら・・・

足で回すタイプの足けりろくろを使ってタジン鍋の形を作っていきますよ。

電動ではないことにびっくり!

器を窯で素焼きする

形を作り終えたら、今度は窯で素焼きしていきます。

素焼きに使う窯はオリーブの枝やオリーブオイルの搾りかすを燃やして使う伝統的なもの。

普通の窯より窯の湿度が低いらしいらしいです。

素焼きされたタジン鍋。

色がついていなくてもこの滑らかなフォルムが何とも言えない美しさを感じさせますね。

素焼きしたタジン鍋に絵付け

焼きあがったタジンを今度は絵具で絵付けしていきます。

絵付け職人は女性が多く、皆お喋りしながら楽しそうに笑顔で仕事をしていたのが印象的でした。

中にはイヤホンで音楽を聴きながら作業する人もいたりして、「あ~この自由な感じ最高だな!」と日本とは違う文化に思わずニヤニヤ。

幾何学模様の素敵なデザインを慣れた手つきでサラサラ~ッと描いていきます。

職人の手によって一つ一つ丁寧に施されたタジン鍋の絵柄。

繊細な模様で眺めているだけで恍惚としてしまうクオリティ。

紫のペイント部分が焼きあがった時にフェズブルーの色になるんだそう。

へー、面白いですね。

絵付けに使うカラフルな絵具。

使っている絵具の色は全て天然のもので、鉱物や植物の天然色素を利用しているらしいですよ。

体に優しいのもフェズブルーのよさの一つと言えるでしょう。

職人さんは皆真剣な目つきだけど、私達が拙いアラビア語で話しかけると喜んでフレンドリーに対応してくれたのは嬉しかったです。

楽しそうな作業だったのでちょっと自分もやってみたいなと思ったりして(笑)

土産ショップにはフェズブルーの食器が沢山

見学を一通り終えたら、最後に併設のお土産ショップに通されます。

観光客向けなので値段はちょっとお高め。

安く購入したい人はスークで買った方がいいかも知れません。

ここではクレジットカード、日本円も使えるそうです。

お値段は安くないものの、品揃えはかなり豊富。

フェズブルーのものを中心にたくさんの器が並んでいました。

お土産にも人気のミニタジン。

モロッコの職人が一つ一つ手描きしているデザイン違いのタジン鍋は、形や大きさも様々なまさに一点モノの商品。

自分だけの「お気に入り作品」を見つけるのも一興かと。

大きなお皿や壺、お土産に喜ばれそうなティーカップなど様々なアイテムがあります。

大皿を日本まで持って帰るのはなかなか大変そうですが、見ているだけで楽しいですね~。。

手軽に購入できそうな小さな石けん受けや小皿、タジン型のスパイス入れなども置いてありました。

ちなみに沢山買った場合は郵送もしてくれるそうです。

ただ、どうしても壊れやすいので自分で持って帰った方が無難だと思われます。

何かしら持ち帰るつもりならプチプチを日本から持参していきましょう。

陶器は最大30%まで値引き可能とのこと。

工房見学終了!

帰りは入り口でガイドさんがタクシーを呼んでくれます。

ツアーで来た場合は別として、個人で来た人はガイドさんに多少のチップは払ってあげると喜ばれると思います。

私達は友達に連れてきてもらったので何も払いませんでした・・・(申し訳ない汗)

まとめ・フェズ焼きの陶器工房見学は時間があるのならおすすめ

さーて、そんなわけでフェズで陶器工房の見学をした体験談を紹介させていただきました~!

たまたま成り行きで訪問することになったものの、陶器に興味がない私達でも十分楽しめたので行く価値はアリだと思います。

制作過程は勉強になりましたし、陶器がどうやって作られるのかを知ったうえでフェズブルーのお店に行くとまた違った目線で買い物できるのではないでしょうか。

フェズブルーの陶器はマラケシュだと種類が少ないので、もし買うつもりならフェズで探した方が良いと思います。

工房まで行く時間がない方は、スークやフェズ市内のショップでも沢山のモロッコ陶器を見ることができますよ。

自分だけのお気に入りを時間をかけてじっくり選んでみて下さいね。

それでは、よい旅を!

フェズやモロッコのお買い物情報に関してはこちらの記事も参考にしてみて下さいね↓

>>フェズスーク観光の楽しみ方と魅力を独断と偏見で解説
>>モロッコで買い物する際の注意点と値段交渉の秘訣を解説
>>モロッコで見つけたおすすめ土産を一挙公開

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