南インド

【ムンロー島クルーズレポ♪】南インドケララでバックウォーター体験

※本記事は広告を含む場合があります。

へろー!いつもごきげんなタビビシスター(@tabibisister)です!

今回は南インドのケララ州にあるムンロー島のバックウォータークルーズについて紹介したいと思います!

ケララといえばアーユルヴェーダとバッグウォーターが観光のみどころですよね。

バックウォーターはアレッピー発のものが有名ですが、ちょっと一味違った体験をしたいのならコーラムから出ているムンロー島ツアーがおすすめ!

実際にツアーに参加した感想した体験談を豊富な画像と共に紹介しているのでちょっと気になるという方は是非参考にしてみて下さいね。

コーラム発のバックウォーターツアー「ムンロー島クルーズ」とは

ムンロー島はコーラムから車で25km西へ走った水郷地帯にある人口約1万人の小さな島。

島のあちこちに狭い水路が張り巡らされていて、クルーズ自体はこの入り組んだ水路を竿一本で操るカヌーのような木製のミニボートで船行していくのが特徴です。

最大6人まで乗れますがうまくいけば貸切状態になることもあったり。

野鳥も多いし、民家のすぐ脇を進んでいくので島の人の普段の生活に触れられるのもメリットの一つ。

ココナツの実を棒で落としたり洗濯を干したりエビの養殖を行ったり・・・といった自給自足生活を間近で見られるうえ、地元の人達とちょっとした交流も出来ちゃいます。

ムンロー島ツアーと他のバックウォーターツアーとの違いとは?

通常のバッグウォーターツアーはケララ州のアレッピー~コーラム(もしくはコーチン)間を往来するものが多いです。

私達も最初はこの王道のツアーに申し込もうとしたのですが、景色が単調で飽きやすいというデメリットが気になってしまいあえなく断念。

8時間くらいずっと船に乗っている&幅の広い大きな川を進んでいくだけってのはさすがにちょっと退屈かなーと。

船上での南インド料理ランチ等が食べられる点には惹かれるけど、ただ川を見るだけで一日潰すのはもったいないような気がしてしまったんですね。

んで、他にどんなツアーがあるのか探してみたところ以下のようなものがありました。

シー・クッタナードのツアー

シー・クッタナードという地域(アラップーラの東)を訪問するツアー。

海抜2m前後の田園地帯を2階建ての観光ボートで2時間半くらいかけて往復するもの。

変化に富んだ風景を見られるのでサクッとバックウォーターを楽しみたいならおすすめ。

ハウスボートツアー

木造船を改築したバス・トイレ・ベッドルーム・キッチン完備の豪華でリッチな貸し切りボートツアー。

1泊か2泊するものが多くハネムーナー多め。

AC付きじゃないと夜寝る時の蒸し暑さが地獄とのこと。

コックがいるので美味しいケララディナーが楽しめるがお値段は1万以上とお高め。

ローカル船ツアー

アラップーラを拠点にバックウォーターに点在する町や村をつなぐ定期運航線が出ているので、自分で目的地までのチケットを買って好きに下船するという方法。

細い運河を通ることが多いので起伏に富んだ景色を見られるが、場所によっては船の便数が極端に少ないので要注意。

どれも一長一短なので、もっと手軽に見られてかつお安めでそれなりに冒険気分を味わえるものがないか??と探していた時に見つけたのがムンロー島のツアーだったんです。

ムンロー島ツアーおすすめポイント

ムンロー島のクルーズツアーのどんな点がおすすめなのか?

これについてを、私の個人的な意見も交えつつ簡単に解説させていただきますね。

ツアー時間が手頃

車で島まで移動する時間も含めて全部で4時間半、実際のクルーズは2時間くらいなので長すぎず短すぎず、飽きのこない丁度いい時間です。

料金がリーズナブル

州政府観光局が行っているツアーなので料金が明朗会計なのがありがたいところ。

私達が行った時は一人600ルピーでした。悪質なツアー会社だとぼったくりなども多いですからそういう意味でも安心です。

アドベンチャー気分が味わえる

民家すれすれの場所を通んでいくので漁業で生計を立てる島の人々の生活を身近に感じられるローカル感が魅力。

低い橋の下やトンネルをくぐり抜けたりたりと、ちょっとしたアドベンチャー気分を味わえるのもこのクルーズの魅力。

ムンロー島のバックウォーターツアーの予約方法や料金は?

ムンロー島ツアーはコーラムという町からの発着になります。

ここは旅行者からは評判が悪く、うるさくて汚くてゴミゴミしていて特に何も観光名所がないとインド人からも結構ぼろくそ言われていました(笑)

実際、コーラム自体はバックウォーター以外なんの見所もないのでムンロー島ツアーに参加しないのならわざわざ行く必要ないかも。

>>コーラムで私達が宿泊したホテル情報はこちら

ツアーはコーラムの船着き場近くのDTPCオフィスが催行しているので、希望日の前日までに電話予約もしくは直接オフィスに行って申し込むといいですよ。

公式サイトに詳しい運航スケジュールあり。

オフィスに行ってムンロー島ツアーに行きたいと言えばすぐに予約を受け付けてくれます。

ツアーは朝発と午後発の2回あるようで、私たちは朝の9時からの回をチョイスしました。

予約時に大まかなルートや当日の行程や集合時間、現時点での参加人数などを説明してくれるのでしっかりと聞いておきましょう。

料金は一人600ルピーです。

予約自体は内容確認後にお金の支払いをして名前を記帳するだけでサクッと終了。

支払い後にツアーの申し込み票のようなものを渡されるので当日忘れずに持参すること。

いざ出発!ムンロー島クルーズに挑戦してみた!

さぁ、いよいよバックウォータクルーズの始まりです。

ツアー当日、朝9時ちょっきりにDTPCオフィスへ集合。

昨日は私達二人だけの参加だと聞いていましたが、急遽飛び入りでフランス人男性1名、中国人夫婦2名も参加することに。

9時15分にはオフィスを出発し、これからリキシャで船着き場へ向かいます。

リキシャマンはハリーと名乗るおやじでしたが、こいつがまたインドにありがちな嫌なタイプの男でちょいちょ嫌な思いをさせられました。

やたら陽気でノリがよく適当かつお調子者で銭ゲバな彼は、運転は荒いわ運転中ずっとインド歌謡の鼻歌を歌うわ他の車をさんざん煽りまくるわとやりたい放題。

途中、フランス人男性が部屋に置いてきたカメラを取りに行くためにホテルに立ち寄ったのですが、ホテル立ち寄り代として70ルピーを請求!

しかも、彼が100ルピー渡したのにおつりを渡そうとしないという不快なトラブルも発生。

しかもムンロー島へ行った後にシバの寺院を見に行かないかとしつこく誘ってくる始末。

一言で言うとうざいの一言でした(笑)

ただ、彼の荒い運転のおかげ(?)で船着き場まで45分かかるところをまさかの25分で到着したのはある意味よかったといえばよかったかも・・・?

ここが船着き場。

リキシャごと積み込んでこのままムンロー島へ渡ります。

乗船する時にハリーが船の移動代として30ルピー必要だと言ってきたので、ツアー代には車代やボート代等全部込みなはずだと反論したら途端に「OK、ノーペイ!」と態度を変えてきたのでイラッ。

当たり前のように請求してくるからこれは騙されないよう気をつけねば。

やはり観光地だけあって何気に観光ズレしてるリキシャマンも多いですね。

ハリーとはここでいったんお別れして、帰る時間になったらまた迎えに来るとのこと。

向こう岸へは5分くらいで到着し、ここからいよいよムンロー島クルーズの始まり始まり~。

ボート自体はかなり質素な造りで木でできたシンプルな手漕ぎボートです。

長い竹の棒一本で舵をとっていたのがまさに職人技。

入り組んだ水路をかき分けるようにして進んでいくクルーズはかなり面白かったです。

基本的に水深30cmくらいの浅瀬なのでワニもいないし、たまにメダカのような小魚や黒い魚が泳いでいるのが見えたりするのも楽しいです。

カワウやシロサギ、カワセミが飛び立つ姿も目撃しました。

時々牛がのんびりお散歩していたり

水辺をカモが泳いでいたり・・・とちょくちょく動物と出くわすので意外と退屈しません。

時々やたら低いトンネルや橋が現れることも。

そのままだとぶつかってしまうので、頭を低くしたり身をかがめたりしながらうまくやり過ごします。

タイミングよく皆で一斉に伏せるポーズをするのがゲームみたいで楽しい♪

気を抜くとうっかり頭をぶつけそうになる&船から落ちるかも知れないので気をつけねば!

ちなみに日中の日差しはかなり強いので、このクルーズに参加するなら日焼け対策として帽子は必須です。

焼ける焼けない以前に暑さで熱中症になる恐れがあるので絶対に持参すべし!

足が焼けたくないならスニーカー、首焼け防止にスカーフを巻けば完璧です。

朝のコースなら水辺でも蚊はいないのでそこは安心かも。

家々が立ち並ぶ民家の間を縫うように進んでいくので、島で暮らす村人達の生活感が垣間見えてこれまた興味深いです。

洗濯を干したり畑を耕したりと普段の人々の日常がそこにはありました。

至る所にココナツやパイナップル、バナナの木が生えていて、沼を利用したエビの養殖場や水田、シヴァを祭った寺院などもちらほら見かけました。

ムンロー島に住んでいる人達は農業や漁業で生計を立てているらしく、中には観光客用の民宿を経営している人もいるそうです。

実際、川沿いにはホームステイと書かれた小奇麗なゲストハウスがいくつか建っていました。

途中、村の民家でチャイ休憩。

民家の中に入ってチャイをいただき、ついでに揚げたケーキのようなお菓子ももらいました。

チャイは一人20ルピー。

休憩中、庭にある機織り機のようなものを回して紐を作るところを見せてもらったり、

竹の棒で頭上にあるココヤシの実をつついてとるところを見せてもらったりと彼らの日常も覗けたのでこれはこれで面白かったです。

ココナツを取るのは意外と難しくて、付け根の部分を狙って突く、ということを何度も繰り返していました。

最終的にこの方法で2個ほど地面に落とすことに成功していましたがこれは結構コツがいる&重労働かも・・・。

ヤシの実のジュースも味見させてもらいましたが甘くて美味しかったです。

残った分は夕飯にフィッシュカレーで使うとのことで実をくり抜いていました。

さて、軽く休憩したら再度ボートに乗り込んで出発です。

水面に反射するヤシの木の風景が何とも言えない美しさを放っています。

うーん、何とも幻想的というかまるで別世界にいるみたい。

こういう光景を見ると本当に南国にいるんだなぁという気にさせられますね。

この感じは日本じゃなかなか味わえないかも・・・。

一通り水路を探検して大体2時間弱でクルーズは無事終了。

迎えのリキシャに乗り込んで船着き場まで向かいます。

ちなみに、帰りのリキシャに乗る時はツアー申し込み時のレシートをボートのあるおじさんに渡す必要があります。

これを持っていないとリキシャに乗れないので注意しておくべし。

リキシャのおやじが「ボートの案内人はグッドマンだったか?」と聞いてきたので「うん」と答えたら、彼にチップを払った方がいいと言ってきたので「今細かいのがないから」とやんわりと断りました。

お前、どうせチップを着服するつもりだろ!手口は分かってんだよ手口は!

リキシャおやじの金くれ攻撃に辟易しながらも彼の運転に身を任せ船着き場に無事到着。

ボートに乗ってそのままコーラムへ。

コーラムに着いた途端「帰りはどこまで乗ってく?モンキーパークが途中にあるけどどうだ?」と誘ってくるリキシャおやじ。

もう相手にするのも面倒だったのでオフィスまででいいからと言ってそのままDTPC前で彼とはバイバイしました。

さぁ、これにてバックウォーターツアーは終了です。

変なリキシャマンに当たったのは多少うざかったですが、これ以外は大満足のクルーズ体験となりました。

コーラムのムンロー島ツアー参加体験まとめ

そんなわけでムンロー島のバックウォータークルーズ、なかなか楽しかったです。

お値段もお手頃だし豊かな自然や南国気分を満喫出来るのはもちろん、普段は見られない島の人々の素朴な生活に触れることが出来たりと貴重な経験が出来るのがいいですね。

・普通のクルーズじゃつまらない!
・ちょっとしたアドベンチャーを楽しみたい!

という人や、旅程の関係でアレッピーやコーチンには行けないという人はコーラム発のムンロー島バックウォータークルーズに参加してみるといいですよ。

きっと南インド旅の思い出に残る素敵な経験が出来るハズ!

気になる方は是非トライしてみて下さいね!

以上、タビビシスター(@tabibisister)によるインド旅行レポでした♪

それでは、よい旅を!

南インド旅行情報はコチラ♪

インド好きの管理人がインド旅行した際の記録を豊富な画像付きでまとめています。

グルメや買い物スポット、ホテルレビューや治安情報等実体験を元に紹介しているので、こちらも参考にしてみて下さいね♪

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