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今回は曼荼羅アートのワークショップを体験した感想や口コミを紹介しちゃいます!
糸かけ曼荼羅は、木製の土台に釘を打って糸をかけて制作するウォールアートの一種。
高いヒーリング効果があり、メンタル面に様々なメリットをもたらしてくれることから、特に女性の間で人気を博しているようです♪
以前からこのアートに興味があった私は、ひょんなことから「糸かけ曼荼羅(マンダラ)」のワークショップを発見し速攻で参加を決意。
この記事では、実際に私が糸かけ曼荼羅(マンダラ)に参加した体験談を元に効果や作り方、講座の雰囲気や感想などについて詳しくレポしちゃいます。
糸かけ曼荼羅に興味がある人はもちろん、ワークショップ体験を考えている方、ストレス発散方法や新しい趣味を探している方は是非参考がてら読んでみて下さいね!
目次
糸かけ曼荼羅(マンダラ)とは?
糸かけ曼荼羅ってそもそも何ぞや?と思ったそこのあなた!
実はこれ、元々ドイツのシュタイナー教育で使われたのが始まりの子供用の学習法なんですよ。
ある規則性を元にピンに糸をかけていくと曼荼羅模様が出来上がるのですが、これを糸掛け曼荼羅と呼ぶんですね~。
足し算、掛け算、素数などを糸をかけながら学ぶことで、子供達の理解が深まる&遊び感覚で楽しく学べるというメリットがあるんだとか。
何とも素敵な学習法ですよね。
ちなみに曼荼羅というのはサンスクリットのマンダラmandalaの音訳のことをいいます。
直訳すると円という意味でマンダは「本質」、ラは「あるもの」という語源からきているそうな。
曼荼羅は仏の悟りの世界を表した密教の経典図が元となっていて、図式的、幾何学的に描かれているのが特徴(星の位置や結晶など曼荼羅は自然界の至る所に存在しているそうな◎)。
一定の集中力とリズムで作る糸掛け曼荼羅は、ヒーリング効果やストレス発散、うつ病の改善や瞑想効果があると言われています。
確かに作成中は程よい緊張感と達成感、そして心地の良いリラックス効果で前向き&明るい気持ちになれました◎
正しい順番で黙々と糸をかけていけば、老若男女問わず誰でも1時間程で簡単に美しい綺麗な模様の世界に一つだけのオリジナル作品を作る事ができちゃいますよ♪
糸かけ曼荼羅(マンダラ)ワークショップ講座の講師の先生について
今回、私が糸かけ曼荼羅(マンダラ)の講座でお世話になった講師は「吉川あい子」先生。
10代の頃は読者モデルをしていたとのことだけあって、目鼻立ちのはっきりしたとってもお美しい方でした♪
なんのご縁か先生もバックパッカー経験があり、世界45ヶ国を旅してインド旅行中にヨガ・瞑想、ニュージーランド在住中に糸かけ曼荼羅の師と出逢ったそう。
お話を聞いてみると、ネパールの山奥にも住んでいたとの事でどれだけディープな方なんだろうと笑(ぁあ~!もっとお話してみたかったー!!)
品のある落ち着いた話し方と丁寧でわかりやすい説明が魅力の先生の講座は、初心者でも楽しく学べるものでした♪
曼荼羅作成中は1人1人ペースが違うにも関わらず、苛ついたり焦らすどころか、参加者各自のペースに合わせて優しくレクチャーして下さいましたよ!
一緒に講座を受けていた人も「先生の人柄が良くて講座受講を決めた」というくらいの素敵な女性でしたね◎
旅の話なども含めて1人の女性として色々な面で魅力的だなぁと思いました。
糸かけ曼荼羅(マンダラ)講座の参加者について
今回は受講者12人のうち女性が11名、男性1名という比率的に女性が多めの講座でした。
ほとんどの人が糸掛け曼荼羅初心者で、カルチャースクールでの開催ということもあったので平均年齢はかなり高め。
大人の親子や60歳、70歳代の人も多くいらっしゃっていて若者と呼べそうな人はおらず・・・爆
年齢はバラバラであったものの皆さん「あ、その色いいわね」「これ楽しいわね~」「上手にできてるね~」なんてお互い褒め合いながら、終始和気あいあいとした和やかなムードでしたよん♪
糸かけ曼荼羅(マンダラ)の作り方♪まずは糸の色を選ぼう!
糸掛け曼荼羅は、最初に好きな色の糸を選ぶことから始まります。(今回は43色の絹糸から5色選択)
この時選んだ糸の色によって出来上がりの作品の印象がガラっと変わるので、納得いくまで組み合わせを考えてみましょう♪
無理に5色選ばなくてもOKですが、同色の場合色の区別がつかない分難易度は上がります。
自分でテーマを決めるもよし、ビビっときた直感で決めるもよし、グラデーションや同系色でまとめるもよしでルールは一切ありません。
先生が用意してくださった糸は、どれも美しく魅力的な名前の色ばかり。
参加者の皆さんはとても真剣にあーでもないこーでもないと迷っていましたよ~!!
真ん中の色はキーカラーとなり面積が小さく色が混ざらず、外側にいくに連れて面積は大きく他の色が透けるようになるので、そのバランスをイメージするのがポイントだそう。
ちなみに私は最初ブルーを基調とした色合いで作る気満々だったのですが、実際は直感に従うままに写真のような色合い(黄色・朱色・桜色・空色・スミレ色)にサクっと決定!!
同じ糸の色を使っても、糸を掛ける順番によって全然違う作品になるとのことなので、これまた直感で掛けていってみることにしました。
果たしてどんな感じになるのやら…もうすでにワクワクドキドキしております。
色の意味・与える効果について
カラーセラピーというものがあるように、実は色って深層心理と深~く関係しているんですよ!!
赤はエネルギーの象徴であったり、青色は集中力を高めてくれたりとそれぞれの色には様々な効果があるので、いい具合に人の心に作用してくれるんですね~。
その時自分に合った色や、もたらしたい効果の色を選ぶことによって上手に感情をコントロールすることができちゃいます。
最近気持ちが上り調子な私は、きっと無意識にセンターの色をイエローにしたんだろうなと妙に納得してしまいました!!
もし糸掛け曼荼羅を部屋のインテリアとして飾る場合は、部屋の雰囲気に合わせるのはもちろん、色のエネルギーを感じたり、自分が欲するパワーの色味を中心に選んでみるのもありかもしれませんね♪
糸かけ曼荼羅(マンダラ)の作り方・作成方法
それでは、好きな糸を選んだらいよいよ糸掛け曼荼羅作りのスタートっっ!!
まずは、ローズウッドとメープルの色の板のうち好きな方を選びます。
私はハッキリした色の糸を選ぶ予定だったので、それらが映えそうなローズウッドの方をチョイス。
最初にくぎ打ちの作業となるのですが、講座では予め板に穴を開けておいてくれるのでトンカチを使って32本のくぎをトントン刺していきます。
この時のくぎのハマりが緩いと後に糸を掛ける際大変との事で、不器用な私はいい感じに真っすぐくぎを打てずちょいと苦労しました。汗
ふい~、どうにかこうにか平均的に釘を真っすぐ刺すことに成功!!(横から上からとにかくトントントントン笑)
そして次はいよいよ釘に糸を掛けていく作業。
板の裏に糸を固定して準備は完了!!(この糸は一番最後に結ぶので15㎝程の長さが必要です)
真ん中のてっぺんの右側から糸を垂らして、時計回りに進んでいきます。
この時のポイントとなるのが糸を掛ける釘の番号。
素数の法則に沿って掛けていくのですが、最初に糸を掛けた所を0として一周目は15ずつ区切って順番に掛けていきます。
こんな感じ。
ある程度の集中力を保っていないとすぐ位置を間違えたり、番号を間違えたり、糸が絡まったりするので気合を入れましょう。
最初の所に戻ってきたらその糸は終了で、最初に余らせておいた糸の端っこと端っこをほどけないようにしっかり結んではさみで切って完了。
そして二色目の糸をまた真ん中のてっぺんの釘の位置(0)から開始して、次の法則に沿って糸を掛けていきます。
ちなみに、糸を掛けていく法則は今回は5色使っているので「15・13・11・9・7」でした。
使用する糸の数によって糸を掛ける数字は変わるそうです。
一回一回数字を数えなくても、要領を掴めば自然と糸を掛ける位置がわかってくるのが面白いところ。
徐々に中心に円ができてくるので、その円の淵を沿うようにするのがコツなんだそう◎
新しい糸を追加するたびに、曼荼羅の表情がガラっと変わるのが驚きでした。
私は最初選んだ糸から種類を変えずに作成しましたが、中にはバランスを見直したり、想像と違っていたと糸を別の色に変えてこだわっている人も多くいましたよん。
さぁ~、もうそろそろ完成です。
じゃじゃ~ん!!
私の初めての曼荼羅はこんな感じに仕上がりましたよ!!
イメージとは全く違いましたが、元気で明るいなかなか素敵な曼荼羅が出来ました~♪(いえ~いっ)
最後は先生に糸を切って接着剤で固定してもらい、立体的になるように一つ一つの糸の間隔を整えます。
私は額に入れる予定がなかったので、板の周りをペンで塗り塗り。
徐々に見栄えがよくなっていく自分の作品にすでに愛着が沸いてきます。(我ながら良いモノできたなと笑)
必要な人は後ろに壁掛け用の部品を取り付けて…、これで完成っっ!!
私は1時間ほど、丁寧に作っている人でも2時間弱で作り上げることができましたよ~◎
糸掛け曼荼羅(マンダラ)のデザイン・完成形
どんどん出来上がっていく曼荼羅は、選ぶ色や配色、作り手によって本当に全く違う作品で終始驚きっぱなし。
どれも個性豊かで「あ、あの色合いイイ!」とか「自分じゃ選ばない色だけどすごく素敵!」といった新しい発見の連続!!
参加者同士で写真を撮り合い、最終的には仲良く曼荼羅の集合写真会が始まっちゃったり笑
こちらの作品は、予め色を決めてきていたとのことでチベット仏教のタルチョの色を意識しているそう。
万国旗のようなカラフルな色合いで、ついついウットリと眺めたくなるようなセンスが良い曼荼羅でした。
いや~、作ってるときはもちろん出来上がってからも楽しくて予想外にテンション上がりっぱなしでしたね笑
糸掛け曼荼羅(マンダラ)の飾り方は額に入れるのがおすすめ
出来上がった曼荼羅は、そのままの状態でも充分素敵なのですが額に入れるとグッとオシャレ度が増します。
講座では主に二種類の額を販売していて好きなモノを購入することができました。
まずはスタンダードなガラス板がついた木枠。
これだと壁に飾った時にホコリが溜まることなく保存ができてよきよき。
そしてめちゃくちゃおススメなのが、先生のご友人が作成されたという手作りのぬくもりある額(カラーは4種類)。
なんとこれ天然塗料の蜜蝋でコーティングされているんですっ!!
5,940円と決して安くはない価格ではありますが、こちらの額に作品を入れると更に価値が高まる気がします(曼荼羅が喜んでいる気がする…)
額の色や質感が違うだけでまた全く違ったアートになるから面白いですよね。
ちなみにこちらの額は数に限りがある為早い者勝ちでした!!
糸掛け曼荼羅(マンダラ)ワークショップに参加した感想・口コミまとめ
さて、そんなわけで糸かけ曼荼羅(マンダラ)体験レポをお届けしました!!
密かにずっと気になっていた糸掛け曼荼羅のワークショップをたまたま発見して参加してみた訳ですが本当に行って良かった!!
最初は、難しいのかな?初心者だし不器用だけどちゃんとできるかな?と不安と楽しみ半々だったもののそんなの全く問題ナッスィング!!
今回はカルチャースクールでの開講だったので、参加者は意外と高齢者が多かったのですがアットホームな雰囲気の中で楽しむことができて大満足です。
色選びからワクワクが止まらず、どんな糸を選ぼう、どんな順番にしようと脳内細胞が活性化しまくりでした。
色の効果や意味のカラーチャートを確認することができるので、色選びの前に見て意識するもよし、後に見て答え合わせをするもよしです◎
講師である吉川先生は「奥行きと幅がある人生を送られてきたんだろうな~。」と思わせる程本当に魅力が溢れ出た方で、何より美人。(ヨガもしているそうでスタイルも抜群!!)
それなのにネパールの山奥に在住していた経験があったり、最近まで曼荼羅キャラバンと称して日本中を旅していたりとギャップがすごい笑
またお逢いできる機会があればぜひ旅の話も聴いてみたいな~と強く思います。
そして実際に曼荼羅を作ってみて、瞑想に近いものがあるな~と体感しました。
一定の法則に従って黙々と無心で糸を掛けていき、出来上がりを想像してニヤニヤし、徐々に積み重なる色のコントラストとその美しい幾何学模様にまたニンマリ。
完成した時には心地よい達成感と喜びを得、部屋に飾ることで気持ちが明るくなりパワーが湧き出てくる。
曼荼羅の底知れないポテンシャルにすっかりハマってしまいましたよ、ふふふ。
糸掛けマンダラには認定資格等もあるそうです。
かなり奥深いので本格的にやりたくなったらこういう資格とか取るのも面白そう・・・♪
入門本もあるようなのでまずはコチラを読んでみようかな。
余談として、ワークショップ終わりに参加者の女性とお話をしていたら盛り上がったのでランチに誘っちゃいました!
その方とは3時間くらい盛り上がりすごく有意義な時間を過ごす事ができたのですが、自分が楽しい、好きだと思えるような場所でのご縁ってとっても素敵な出逢いの事が多いんですよね。
こうしたワークショップではその内容自体はもちろん、それ以外に人間的にも得るものが沢山あるので、これからもどんどん積極的に参加していきたいな~なんて感じた日でもありました。
糸掛け曼荼羅に興味がある人、新しい趣味を見つけたい人、癒しを求めている人は是非トライみてくださいまし!!
以上、タビビシスター(@tabibisister)による糸掛け曼荼羅(マンダラ)のワークショップに参加した体験談でした~♪
インドや創作に関する記事はこちら♪
当サイトでは、インド好きの管理人がインド旅行した際の旅の記録を記事にしてまとめています。
瞑想やヨガ等のちょっとスピリチュアルなことに興味のある方は是非こちらの記事も併せてチェックしてみて下さいね。
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