へろー!いつもごきげんなタビビシスター(@tabibisister)です!
今回はインドのラクナウという町にあるバラ・イマンバラについて紹介しちゃいますね!
バラ・イマンバラは、イスラム教徒のための記念碑として建てられたラクナウ1の観光スポット。
内部の回廊がまるで迷路のように入り組んでいることでも有名で、ちょっとした冒険気分を味わえる!とインド人にも人気の観光名所なんですよ。
この記事では、イマンバラの情報や実際に行ってみた感想や体験談等を豊富な画像と共に紹介しています。
インドではマイナーなスポットですが、興味のある方は是非読んでみて下さいね。
目次
バラ・イマンバラとは?
インドの観光地としてはちょっと(かなり?)マイナーなラクナウという町にあるバラ・イマンバラ。
ここはムガル帝国時代の18世紀(1784年)に建てられたラクナウ最大の建築物としても有名で、イスラム教徒の記念碑として建てられたモニュメントの一つなんだとか。
広い敷地内には
・イスラム教徒の聖人の廟であるイマームバーラー記念堂
・モスク(イスラム教の礼拝所)
・階段井戸
等があり、ブールブライヤと呼ばれる細い回廊は迷宮のような造りになっていて一番の見どころとなっています。
元々イスラム文化の影響が強かった土地柄なので、イスラム教徒も多いラクナウではバラ・イマンバラは大切な礼拝場所としても機能しているようです。
ここは迷宮?イマンバラを探検してみた感想と口コミを紹介
さーて、そんなわけでラクナウ随一の観光スポットであるバラ・イマンバラにやってきました!
この白い門がバラ・イマンバラの入り口です。
入り口周辺はすでに観光客や物売りでごった返しており、いかにも観光スポットという雰囲気が漂っていました。
こちらがファーストゲートウェイ。
奥に見えるのは正門です。
なんとなくアグラのタージマハルっぽい雰囲気を感じますね。
とりあえず門をくぐって中に入っていきます。
広大な敷地内には緑豊かな庭園が広がっていて、これがまたなかなか趣があって素敵!
白や赤、紫にピンクなどの色鮮やかなお花が見た目にも楽しく散策を盛り上げてくれます。
人ごみをくぐり抜けてようやく正門までやってきました。
正門には入場料などが書いてある黒い張り紙が貼ってあるのでまずはこちらを要チェック。
ちなみにインド人は50ルピーで入れるのに外国人は500ルピー(!!)というなかなかのぼったくり価格が提示されています。
これがチケット代わりになるレシートです。
正門をくぐってすぐ右手には茶色い巨大なモスクが。
残念ながらここに入ることはできない模様・・・がびょーん。
正門から入って正面に位置する黄色い建物がイマームバーラー記念堂です。
迷宮チケットはここの入り口で買うことができます。
ちなみにここに限らずですが、イスラム教の宗教施設内に入る時は基本的に土足厳禁。
入る前に入り口手前で脱いでおくか、自分でビニール袋等を用意してそれに入れて持ち歩くかしましょう。
ここがイマームバーラー記念堂の敷地内。
一歩中に入るとヒンドゥー教の寺院とはまた全然違ったエキゾチックな雰囲気が漂っていました。
壁はエメラルドグリーンとホワイトの2色使いで、淡い色合いがどことなく清潔感を感じさせます。
メインホールはこんな感じ。
中央にはムガル帝国時代の王様の棺が置かれています。
長さ50m、高さ15mのこのホールは世界最大のアーチ型ホールとしても有名で、このホールはユニークな建築様式でも知られているそうです。
シーア派のモスクとのことなのでイランのマシュハドみたいな感じを想像していたのですが、装飾がヨーロピアンなテイストなのであまりイスラム色を感じさせません。
外から入る光が幻想的で神聖な空気感を醸し出していました。
天井につるされた金色のゴージャスな燭台。
太陽を模したようなデザインが印象的です。
こちらは天井。
装飾が凝っていてなかなか見応えがありました。
真ん中がひまわりのような形をしていて、その周りにツタ(葉っぱ?)のようなものが放射線状に伸びているようなデザインになっています。
さ、記念堂を見終わった後はいよいよお待ちかねのブールブライヤ(Bhulbhulaiya)へ!
イマームバーラー記念堂の横にある階段がブールブライヤーと呼ばれる迷路に繋がっているので、一度記念堂を出て右手にある建物の入り口から入りましょう。
入り口前には係員がいるので、チケットを見せればそのまま迷路へとつながる回廊へ行くことができます。
回廊は人一人が通れるくらいの広さで、一応壁はあるものの低いので身を乗り出しすぎると落ちる危険もあるので要注意。
メインホールをこんな風に見下ろす形で見学できます。
迷宮内はトンネルのようになっていて暗いところも多く、複雑に道が入り組んでいるのでまさにダンジョンのような造りになっています。
同じところを何度も出たり入ったりと段々自分がどの道を進んでいるのかわからなくなります。
たまに本当に迷ってしまう観光客もいるらしいので気をつけねば。
階段を上ったり下りたり曲がり角をくねくね曲がったり・・・自分の好き勝手に歩いているとたまにこんな場所に出たりします。
インド人観光客も皆それぞれ楽しそうに迷宮探索を満喫しています。
迷いながらも一番上を目指して歩いていきませう。
ついにブールブライヤの屋上らしき場所に出ました!
敷地内はもちろんラクナウの町を一望出来るので見晴らしは最高です!頑張ってここまで来た甲斐がありました。
歴史ある佇まいのモスク。
尖塔が夕日に照らされて哀愁漂う風情を醸し出しています。
屋上の柱に腰かけて景色を眺める観光客の図。
柱の装飾がこれまた凝っていて豪奢なデザインになっております。
丁度夕暮れ近くの時間帯だったせいか、外は徐々に日が落ちかけていてなんとも言えない美しさがありました。
ラクナウは夕日も有名らしいので、出来れば日没に合わせてイマンバラの屋上に登った方がその良さを満喫できるかと思います。
こちらは階段井戸の入り口。
すでに埋まってしまっているけれど当時はこのさらに下まで続いていたんだとか。
ここから井戸を見下ろせます。
一通り見終わったのでこれにてバラ・イマンバラ見学は終了です!
いやー、かなり見応えありました!
予想外に楽しかったです。
タージマハルもよかったけどバラ・イマンバラも個人的には好きですね。
これは見て損はないですぞ!
ラクナウのバラ・イマンバラのアクセス・場所・入場料金
場所:Lucknow 226003, India
入場料:外国人観光客は500ルピー
ブールブライヤは迷路のようになっていて迷う人も多いので、専用ガイドをつけて見学している人も多かったです。
もちろんガイドナシでも入れますが、ガイドの客引きがしつこいのでいらない場合はしっかりと断りましょう。
入り口周辺ではガイドがないと入れないと言ってくる悪質な客引きもいるので騙されないよう注意してくださいね。
ラクナウのバラ・イマンバラに行ってみた感想まとめ
さーて、そんなわけでバラ・イマンバラの感想レポを紹介させていただきました~!
イマンバラはラクナウという非常にマイナーな町にある観光スポットなので、あまり日本人観光客には知られていませんがここは本当におすすめです!
内装も洗練されたおしゃれなモスクという風情で整っていて見学しやすいですし、とにかくブールブライヤの迷宮探索がマジで楽しすぎる~!
まさにリアルドラクエダンジョンという感じなので、迷路好きな方や冒険気分を味わいたい方は絶対興奮すること間違いなし!
もし特別歴史や建築に興味がなかったとしても、ブールブライヤの迷路ををクリアした後に見られるイマンバラ記念堂の屋上からの景色は絶景なのでこれだけでも行く価値はアリですよ!
夕日に照らされたモスクやラクナウの街並みはどことなく幻想的で、メランコリックな美しさを感じさせてくれますしきっとあなたの旅情を盛り上げてくれるハズ。
バラナシから電車で6時間くらいなので日帰りはちょっと厳しいかも知れませんが、時間が許すならラクナウに1泊くらいしてバラ・イマンバラ是非観光してみて下さいね。
以上、タビビシスター(@tabibisister)によるインド旅行レポでした♪
ラクナウについての記事はコチラ♪
ラクナウの観光情報についてはこちらの記事も併せてご覧下さい♪
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