へろー!いつもゴキゲンなタビビシスター(@tabibisister)でーす!
今回は日本人と外国人のコミュニケーションスタイルの違いについて色々紹介していきたいと思います!
外国人と接していると、時々自分達とは違い過ぎて驚くことってありますよね。
なんでこういうことするんだろう?
どうして分かってもらえないんだろう?
自分にとっては当たり前で常識だと思っていることが通じなかったり、相手の感覚が理解できなかったり・・・
日本の感覚では「???」と思うことも多くて、人によっては戸惑ったりいら立ちを覚えることも。
この記事では、そんな日本人と外国人のコミュニケーションの違いや日本人が外国人と会話する際に意識&理解しておくべきポイントについて詳しく解説しています。
外国人と円滑なコミュニケーションをしたい!
相手との違いを理解してもっと親交を深めたい!
という人は是非参考がてら読んでみて下さいね。
目次
外国人は日本人よりも自分の意思表示をハッキリする
相手から何か意見を聞かれた時についつい「何でもいいよ~」「どっちでもいいよ~」と答えてしまいがちな日本人。
ハッキリ言うと角が立つから嫌・・・
反感を買わないか心配・・・
とあえて自己主張を避ける人も多いですよね。
日本では控えめなのが美徳とされていますが、海外では自分の意見を言うのは当たり前!
遠慮したり相手の判断に任せるといった日本的な感覚は通用しないので注意しましょう。
ちゃんと自分の考えを言わないと
・自分がない人だと思われる
・本心を隠しているように見える
・不信感を抱かれたり不気味に思われる
といったネガティブな印象を持たれてしまう原因になります。
何か意見や要望があるのならその場でしっかりと言葉で伝えるべき!
海外では自分の考えを言ったからと言って嫌われることはありません。
意見を言うのは悪いことではなく当然のことという認識ですし、逆に意見を言わない=その場にいないのと一緒という扱いになってしまいます。
何でもかんでも主張する必要はありませんが、外国人と接するうえで「自分の思ったことはちゃんと意思表示する」というのは外せないポイントだと思います。
海外では謙遜するという概念がない!?
日本では謙遜することが美徳と思われていますよね。
何かお土産を持って行った時に「つまらないものですが・・・」というようなフレーズを使ったり、お綺麗ですねと褒められたら「ええ~、そんなことないですよぉ~!」と言ったり。
こういうやりとりって日本人同士のやりとりではあるあるですが、海外でこれをやってしまうと
・相手から違和感を持たれる
・自分に自信がない人間だと思われる
・卑屈でネガティブな性格だと思われる
という風に相手から悪いイメージを抱かれる原因になってしまいます。
基本的に外国人は自己肯定感が強く、自分に自信を持っている人が多いです。
自分がいいと思ったものはいいと言うし、人から褒められたら素直にありがとうとその賛辞や好意をナチュラルに受け止めます。
そこであえて「いやいや~、私なんて・・・」と自分を落としたり卑下することはありません。
日本人の謙遜という概念は外国人には通じないので、そのまま否定の意味合いで捉えられてしまいます。
外国人とうまくコミュニケーションをとりたいのなら、
・自分を好きになって自信を持つ
・褒められたら素直にありがとうと答える
ことを意識することも大切ですよ。
外国人は喜怒哀楽を言葉以外で表現する傾向がある
外国人は日本人と比べて表情が豊かですよね。
表情にプラスして身振り手振りもわりと大げさで
・ジェスチャー
・ボディランゲージ
・声のトーン
など言葉以外の部分で自分の感情を表す人が多いです。
逆に日本人は表情で感情表現することってあんまりないですよね。
その場を無難にやり過ごすための愛想笑いはしても、外国人のように喜怒哀楽をはっきりさせて話す人ってそんなに多くはないんじゃないでしょうか。
普通に会話していても無表情だったり表情が硬かったり・・・
これだと相手から何を考えているのか分かりづらい、と捉えられてしまうこともあるので注意が必要です。
外国人と円滑なコミュニケーションをしたいのなら、言葉以外の非言語コミュニケーションで感情表現することも重要!
普段から意識して自分の感情を分かりやすく表現することを心がけてみましょう。
英語と日本語はそもそも口の開き方からして違う!?
外国人は話す時にわりと大きい声でハキハキ喋ります。
逆に日本人は英語で話そうとするとついつい声が小さくなりがち。
これは言語の違いも関係しているらしく、
・日本語は元々あまり口を開けなくても話せる言語
・英語は口を大きく開けないとしっかり発音できない言語
なため、外国人は英語を話す時は自然と大きい声&低めのトーンになり、日本人は日本語を話す感覚で英語を話そうとするから聞き取りにくい喋りになってしまうんだとか。
ぼそぼそモゴモゴ喋るから何を言っているのか分からず、外国人から
「han?」「What?」
と聞き返され、それで余計に委縮してパニックになり全然話せなくなってしまう・・・というのはよくあるパターンですよね。
ただでさえ日本人はおどおどしてるように見えがちなので、小さい声で話すと余計自信なさげに見えてしまいます。
最初の第一印象や雰囲気って大事なので、外国人と友好的な関係を作るためにもちょっと大きめの声でハッキリ話すよう心がけましょう。
それだけでも相手から見た印象は大分変わると思います。
自分に自信をつけることも大事ですよね。
日本人特有の察するは外国人には通じない
日本はいわゆる気遣いを大事にする文化です。
言いたいことを察する・空気を読むというのは日本で暮らしていくうえでは欠かせない必須スキルといえるでしょう。
でも、この文化に慣れていると海外に行った時にちょっと面食らうことになるかも知れません。
基本的に外国人には察する・気遣うという文化はないので、言いたいことは全部口でハッキリ言わなきゃ伝わらないんです。
・いちいち説明しなくても分かってくれるだろう
・あえて言わなくても空気を読んでくれるハズ
・これくらい当然やってくれているに違いない
というような、日本独特の感覚や期待の仕方は外国人と接する時はなるべく排除した方がいいですよ。
とにかく何でも言葉で言わないとやってくれない・気付かないので、これを理解していないと外国人と接していてもイライラや戸惑いが募るだけです(笑)
必要なことやしてほしいことはその都度言葉で説明する努力をするべし!
日本人はハイコンテクスト型・欧米人はローコンテクスト型の会話スタイル
さて、そんなわけで外国人と日本人は見た目以外にも沢山の違いがあるってこと、わかっていただけましたでしょうか?
そもそも、日本人と欧米人(もしくは他の国々)では根本的なコミュニケーションスタイルが大きく異なります!
実は日本人は「ハイコンテクスト型」といって日本人独特のコミュニケーション方法を持っているってこと、ご存知でしたか?
ハイコンテクストというのはいわゆる日本的な
・その場の空気を読んで相手の意図を察する
・行間を読んで相手の真意を理解する
という間接的で曖昧な文脈依存型のコミュニケーションスタイルのことをいいます。
逆に欧米や他の国々の多くは、日本とは違うローコンテクスト型のコミュニケーションスタイルを持つことがほとんど。
ローコンテクストは
・言いたいことを言葉で伝える
・明確で分かりやすい表現を好む
という直接的で言葉に重きをおいた言語依存型のコミュニケーションスタイルのことをいいます。
ハイコンテクスト型とローコンテクスト型。
この2つのコミュニケーションスタイルの違いが、日本人と外国人が対話するうえで違和感を感じてしまう原因の一つだったりするんですね。
コミュニケーションスタイルの差の具体例をみてみよう
例えば、学校や家でエアコンがガンガンにかかっていて室内がめちゃめちゃ冷えていたとします。
寒いからエアコン消したいな・・・と思った時にあなたならどうしますか?
きっと傍にいる人に
「なんか寒くない?」「この部屋めっちゃ冷えてるよね」
なんて言ったりするんじゃないでしょうか。
すると大抵
「じゃあエアコン消そっか?」
という言葉が返ってくるので、
「あ、お願い~」
と言ってエアコンを消してもらう。
・・・こういったやりとりって日本ではよくありますが、実は結構特殊なコミュニケーション法なんですよ。
だって「エアコン消して」って一言も言ってないのに、相手に自分の意図がしっかり伝わってますよね?
考えてみれば不思議だと思いませんか?
これ、同じことを外国人にやると全く異なる反応が返ってくると思います。
「寒くない?」と聞いても「そう?僕はそう思わないよ」と返されるか「そうだね。」の一言で会話は終了するハズ(笑)
でも、先ほどの日本人同士のやり取りでは自然と意思疎通ができていますよね。
・・・これがいわゆるハイコンテクスト型とローコンテクスト型のコミュニケーションの差です。
「なんか寒くない?」
「この部屋めっちゃ冷えてるよね」
「じゃあエアコン消そっか?」
「あ、お願い~」
実はこのたった3、4語の会話の中だけでも、日本人同士だと次のようなコミュニケーションを無意識に行っているんです。
Aさん
・寒くない?とまずは相手に共感や同調を求めてみる
・冷えてるよねと今の状況をそのまま伝える
↓
Bさん
・この人は今寒く感じてるんだなと相手の状況を瞬時に理解する
・寒いなら消した方がいいかな?と相手の気持ちを汲み取る
・自分で消す前に一度「じゃあ消そうか?」と相手の同意を求める
↓
Aさん
・寒いと感じていることが相手に伝わったのを確認
・消すかどうかの判断を聞かれたので「あ、お願い~」と回答
↓
Bさん
・消してほしいという相手の意志を確認
・実際にエアコンを消すという行動を起こす
・・・たった3.4語の会話でこれだけのやり取りを自然に行っているわけです。
これって冷静にすごいと思いませんか?(笑)
日本人はあいまいで間接的な表現を好む
日本人は言外の部分から瞬時に相手の真意を読み取るという非常に高度なコミュニケーションスキルを持っています。
間接的な表現を好み、それを当たり前のように日常生活で使っています。
でも、これは外国人からするとテレパシーに等しい能力なんです。
ほとんどの外国人は、言葉で自分の意思を明確かつ直接的に伝えるローコンテクスト型のコミュニケーション方法をとっています。
そのため、日本人のような「黙っていても相手の空気や文脈を読んで本来の意図を察するコミュニケーション方法」に慣れていません。
外国人と対話する時は、自分の状況や意見・要望・希望をはっきりと言葉で説明してあげることが大切なんです。
まとめ・日本と欧米のコミュニケーションの違いを理解して外国人と仲良くなろう
さて、そんなわけで日本人と外国人のコミュニケーションの違いについてあれこれ解説させていただきました~!
ところ変わればコミュニケーションの方法も変わります。
日本はいわゆる察する文化なので、自分を主張しない奥ゆかしさや相手を不快にしないちょっとした気配り・心遣いを重視しがち。
言いたいことをハッキリ言葉で主張する海外の文化とは真逆のスタイルなので、外国人からすると日本人のコミュニケーションの仕方は理解しづらいんですね。
ですが、予めお互いのコミュニケーション方法の違いを理解しておけば余計なトラブルやすれ違いを防ぐことが出来ます。
変に相手に期待して無駄にイライラしたりヤキモキしたりすることもありません。
外国人との円滑なコミュニケーションをしたいのなら、
・伝えたいことがあるのならちゃんとハッキリ言う
・表情や声でも感情表現をする
・自信をもってハキハキと大きい声で話す
・褒められたら素直に受け取る
といったことを心がけてみて下さいね。
外国人と円滑に話すためには日本人とは異なるコミュニケーションスキルやマインドを身に付けることも大事ですので、普段から少し意識してみるといいでしょう。
以上、タビビシスター(@tabibisister)によるコミュニケーション豆知識でした!
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