へろー!いつもゴキゲンなタビビシスター(@tabibisister)でーす!
私はアフタヌーンティーが大好きで、平均月1~2回はホテルやらカフェやら専用のティーサロンやらどこかしらでアフヌンをしています。
かれこれ十数年程ティータイムを楽しむ中で一つ、気付いたことがありまして・・・。
それは・・・アフタヌーンティーを好む人達にはある種の特徴がある、ということ。
アフヌン好きには一定のジャンルというか、明らかな客層の偏りがあるんですよね。
この記事では、そんなアフタヌーンティー好きな人(主に女性)の特徴についてをアフヌン好きの私が好き勝手にあれこれ語ってみたいと思います。
完全なる個人の主観かつ独断と偏見にまみれた意見なので、それを踏まえたうえで読んでいただければ。
それでは、いってみよう!
目次
2次元・3次元問わずオタク趣味を持つ
アフタヌーンティー好きにはオタクが多い。
前々から密かに思っていたことです。
一般的に
オタク=漫画やアニメ・ラノベやゲーム好き
というイメージがあるかとは思いますが、ここではもう少し広い意味でのオタクも含めて考えていきたいところ。
・ディズニーやサンリオ・ジブリマニア
・スヌーピーやポケモン等のキャラもの好き
・ミュージカルや芝居等の観劇マニア
・フィギュアスケート好き
・バンドやミュージシャンの追っかけ
・俳優や外タレのファン(2.5次元含む)
・特定の小説や作家のファン
・レトロで純和風な世界観を好む人
・ジャニオタやKPOPオタ
・腐女子
・何かしら自分で作品を作る人
この辺も私の中では十分オタク的気質を持つ者達だと捉えています。
ちなみに、私自身も
・漫画アニメ大好き
・元腐女子
・ジャニオタ
・元羽生オタでミスチルオタ
・キャラもの好き(ディズニーは除く)
・ミュージカルや芝居をよく見る
・レトロなアイテム好き
という大分リーチがかかったやばい女だと自覚はしております。
学生時代はコミケ参戦して同人誌を買い漁り、コスプレも仲間内で嗜む程度にはしていました(笑)
基本的に、オタクはメルヘンでラブリーで可愛いものが大好き。
不思議の国のアリスとかスチームパンクとか、独特の世界観のあるモチーフ・モノにやたらと惹かれがちなのです。
そして、何かに熱中しやすく、オタクだからこそゆえのコレクター癖も併せ持っている。
・可愛くてときめきを感じられる
・空間も含めた雰囲気(世界観)に浸れる
・テーマ性がある
・エンタメ性がある
というアフタヌーンティーが持つ要素そのものがオタクを無性に惹き付けてしまうのですよ。
まるで誘蛾灯に群がる蛾のごとく。
季節や月ごとに変わるメニューもオタクのコレクター癖を刺激する一因となっているように思えます。
・マンゴーアフタヌーンティーを全部制覇したい!
・〇〇ホテルのアフヌン全シーズン体験したい!
とかね、そういうオタク特有のシリーズものを全部集めたくなる感情を上手く煽られてしまうんですよ。
・・・アフタヌーンティーが現在のようなブームになる前、街角のティーサロンに行くとその手の人達をよく見かけました。
同類だから何となく雰囲気で分かってしまうんですよね。
ファッションや髪形、メイク等を一般人に寄せて擬態していたとしても、
「あ、この人オタクだな。」
って瞬時に見抜いてしまうのです。
オタクは同類に即座に反応する非常に感度のいいセンサーを持っているから、こればかりは誤魔化せない。
経験上、オタクという生物は何故かコーヒーよりも紅茶派が圧倒的に多い印象を受けます。
昔、紅茶王子というそのままなタイトルの漫画も流行りましたしね。
ちなみに、この漫画で私はアールグレイやアッサムといった紅茶の名前を覚えました。
また、オタクは英国風の世界観(ゴシック風)を異常に好む傾向があります。
黒執事とか破天荒遊戯とか由貴香織里作品とか、あの手の世界観はオタク系の女性からも人気が高い。
そもそも、メイド喫茶だって元々は英国の紅茶文化をイメージ・テーマにして作られていたわけだし・・・。
ティーサロンに訪れる客の中にも、
「明らかにアナタ、黒執事とか好きでしょ?」
と聞きたくなる女性はちらほら見かけます。
オタクの亜種としてゴスロリやロリータ系の人やV系(ヴィジュアル系ロックバンド好き)マニアもいますね。
ゴスロリやロリータ服だって元々イギリス文化がルーツだし、英国文化とオタクは親和性が高いのかも知れません。
・ベルばら好きのフランス愛好家
・萩尾望都きっかけのヨーロッパ好き
なんかもたまに見かけますが。
私も高校生の頃はロリータ服やゴスロリ服が好きな友人がやたらと周りに多くて、実際にロリ服着てお茶会とかもやったことがあります(もはや黒歴史笑)。
英国風のサロンやラウンジでドレッシーな格好(時にはコスプレ)してアフタヌーンティーを食べながらおしゃべり(推しへの愛を語る)をする。
オタクにとっては非常に楽しい至福の時間。
昨今のホテルラウンジやサロン等で、ミーハーなキラキラ系女子に混じって隠れオタクがお茶をすする構図がなかなかカオスで個人的には面白いなと感じているところです。
英国(イギリス)文化に興味を持っている
アフタヌーンティーは英国が発祥です。
ゆえにイギリス文化が好きで、その延長線上でアフヌンや紅茶にハマった人も多いですよね。
これは男性にも多いパターン。
ビートルズはもちろん、ストーンズやセックスピストルズといったブリティッシュパンクが好きだった男性が紅茶好きになったケースも実際ありますし。
ファッションでもヴィヴィアンウエストウッドやポールスミスといった有名なブランドが沢山あるし、王室マニアもいるし、嵐が丘のファンやらそれこそ近年はハリポタ好きなんかも多いですよね。
英国好きって一定数いて、実際にイギリス留学してた人も意外といるんですよ。
何かのきっかけでイギリスに憧れや興味を持つ⇒イギリスカルチャーが好きになる⇒旅行や留学してさらにハマる⇒紅茶やアフタヌーンティーを好むようになる
という一連の王道ルートが出来ているように思います。
美術や歴史などにも造詣が深かったり、若い頃は旅好きだったり、お料理好きで人をもてなすのが好きだったりとその人を取り巻くバックグラウンドも様々。
私自身もイギリスで本場のアフタヌーンティーをするのが一つの夢。
素敵なマナーハウスで紅茶をいただいたり、コーンウォール州やデボン州で新鮮なクロテッドクリームが塗られたスコーンを貪り食ったり、ロンドンの一流ホテルで高級アフヌンを堪能したい!
英国はアフタヌーンティー関係なく魅力的なカルチャーに溢れているので、いつか時間をとってゆっくり旅して各地を周ってみたいと思っております。
乙女チックな少女趣味を持つ永遠の17歳
アフタヌーンティーが好きになる人って雰囲気や思想も含めて「いつまでも少女の心を持っている人」が多いような気がします。
いわゆる乙女趣味というか。
幼い頃は赤毛のアンを愛読し、プリンスエドワード島でのお茶会に憧れて思いを馳せ、大人になってもピーターラビットやクマのパディントンといった可愛らしいキャラクターが出てくる絵本を好んで読むような人。
テディベアを始め、ムーミンやスヌーピーといったフワフワモフモフした自分だけのお気に入りのキャラものぬいぐるみを自室に置いていることも多いです。
意外とオタクと属性が被っているケースもあるからそこも面白いんですよね。
・お家時間大好き
・シルバニアファミリーが好き
・ついぬい撮りをしてしまう
・マリメッコやアラビア等の北欧雑貨が好き
・ロシアやチェコのアニメ・絵本が好き
・東欧雑貨やアンティークな食器を揃えたがる
・お花やハーブを育てるのが楽しい
・カントリー風の丁寧な暮しが好き
・ピンクモチーフに惹かれる
・お姫様っぽいものにときめく
・レースやリボン、刺繍やフリルモチーフが好き
・手芸やハンドメイド好き
・細かくてチマチマしたものが好き
・乙女でフェミニンな服装を着たがる
どこかレトロかつファンシーな世界観を好み、ロマンチストで夢見る少女な感覚を持っている人はアフタヌーンティーも好きだったりします。
雑誌で言うとMOEとか読んでるような人と言えば分かりやすいですかね。
一昔前だとoliveの読者とか。
いつまでも少女っぽいものに囲まれていたい願望があるので、本人の雰囲気もどこかフワフワしているのが特徴。
アフタヌーンティーや紅茶を楽しみながら友人とキャッキャッとお喋りする。
この構図自体が少女性を感じさせるというか、女学生の延長線上みたいな感覚と言えなくもないですしね。
一本芯が通っている人はおばさんになってもピンクハウスを着続けたり、部屋を自分好みのファンシーメルヘンルームに魔改造したりして、ここまで来るともはや乙女を通り越してある種の大和魂やファンキーささえ感じてしまいます。
きっと少女趣味・乙女趣味の人は年をとったらそのまま乙女おばさんになり、それを貫くとやがて
メルヘンババアとして確固たる存在感・地位を確立させていく
のでしょう。
周りの目など一切気にせずに、自分の好きな物・事を追求し、夢とロマンを炸裂させながらひたすら乙女街道を突っ走っていく。
私もこのままメルヘンババアを目指し、80歳になってもアフタヌーンティーを楽しみたいと思っています(笑)
お金持ちを地でいく優雅な有閑マダム
アフタヌーンティーが流行る前、いわゆる高級ホテルのラウンジで紅茶を飲みながらおしゃべりを楽しんでいる人達は40~50代のおばさまが多かったように思います。
いかにもお金持ちで余裕がありそうな有閑マダムといった風情で、海外だったら駐在員の奥様とかが多そうな感じ。
多分、元々のホテルアフタヌーンティーのメインの客層はこの人達だったハズ。
紅茶が好きな人達も40歳から上の世代が多いですし。
世間的にも
アフタヌーンティー=有閑マダムの余暇の過ごし方
という認識だったのではないでしょうか。
実際、私自身も20代前半の頃に
「アフタヌーンティーが好きでよく行くんだ~。」
と同世代の友達に話したところ
「趣味がおばさんぽいね。」
と鼻で笑われたという悲しい経験があります。
当時は今みたいにアフヌンが若い女性の間でそんなにメジャーな存在ではなかったんですね。
周りの友達はそれこそ、やれ合コンだ飲み会だカラオケだスノボだバーベキューだとアクティブな趣味を楽しんでいたのもあり、余計にホテルでアフタヌーンティーなんてババアがすることだというイメージを抱いていたようで・・・。
その後も、習い事で出会った50代のおばさまに
「なんだか趣味がお金持ちの専業主婦がしそうなことよねー。若いのに珍しいわねぇ~。もっとキャピキャピした方が男の子からもモテるんじゃないのぉぉ~?」
とやはり小馬鹿にされてしまった思ひ出があったり。
私ってババ臭いのかな・・・
とその時はさすがに少し凹みました(笑)
でも、インスタが流行り始めてからはその手のことは一切言われなくなりましたね。
特に、コロナ禍以降は様相がガラリと変わったなと。
お金持ちの専業主婦だけではなく、その辺の女子大生でもアフタヌーンティーに行くのが普通になったし、アフヌン自体がいわゆるインスタ映えするスイーツとして若い女性から熱い支持を得るようになりました。
老いも若きもヌン活するのが当たり前の光景として定着したのです。
アフタヌーンティーの裾野が広がったのは非常にいいことだと個人的には思います。
もうババ臭いなんて言わせないぞ~!(笑)
ミーハーでリア充なキラキラ女子
「インスタ映え」という言葉が生まれて以来、アフタヌーンティーを楽しむ20代の女性が増えました。
いわゆるキラキラ女子と呼ばれる人種ですね。
主役はアフタヌーンティーではありません。
あくまでも
高級ホテルでアフヌンしてる私
がメインテーマです。
身体にフィットしたワンピースを着て、足元は7㎝以上のヒール、手にはブランド物の小ぶりなハンドバックを持ち、韓国風の艶っぽいメイクに明るい髪色のロングヘアをたなびかせた今どきの女の子。
ティースタンドが運ばれてきたらひたすら写真撮影!
自撮りも他撮りも何テイクも撮りまくる!
コロナ禍以降はこの手の女性が圧倒的に増えたように思います。
とにかく若い女性の間でアフタヌーンティーがやたらブームになっていて、有名ホテルのラウンジは土日だと予約が取れないくらい。
確かにアフタヌーンティーはインスタ映えします。
それは間違いありません。
リア充をアピールするのにはもってこいのツールだと思います。
正直、彼女達にとって味なんてどうでもいいのでしょう。
とにかく可愛い写真、可愛い私が撮れればそれで満足なのです。
何故そう感じるのかと言うと、それらしき女性達が席を立った後のティースタンドを見ると食事にほとんど手がつけられていないから。
もしかしたらダイエット中なのかもしれないし、メニューが多すぎて全部食べきれないのかも知れないけど、個人的には高いのにもったいないなーなんて思いながら見ています。
不思議なのが高級ホテルのアフタヌーンティーにしょっちゅう来れる女子大生。
凝ったテーマのアフヌンだとサービス料込みで1万位するものもザラなのに、土日なんて若い子で全部席が埋まってたりするからびっくりします。
そんな彼女達も実際はインスタの案件で無料で来店していたり、スポンサーのいるパパ活女子だったりするケースが多いみたいですね。
自腹で来てるわけじゃないから残すのは罪悪感がないのかも・・・?
とそこは妙に納得した覚えがありますが。
でも、若い女性でもアフタヌーンティーを楽しめるような環境が整ってきたこと自体は素晴らしいですよね。
街中にコーヒー専門店や珈琲喫茶は沢山あるのに、まだまだ紅茶専門店やカフェは少ないので、これを機にもっと女子大生やオシャレなOLさんがフラッと気軽に入れるような紅茶メインのカフェとか作ってくれないかな~なんて密かに思っています。
まとめ・ヌン活ブームでオタクでもキラキラ女子でも皆がアフヌンを楽しめるようになった
さーて、そんなわけでアフタヌーンティー好きな人の特徴を独断と偏見で5つ程挙げて好き勝手にあれこれ語ってみました!
普段から人間観察が好きなので、こういうどうでもいいことをクソ真面目に考えてみるのが楽しいんですよね~(笑)
ここまでの話をサクっとまとめてみると、アフヌン好きは
・何かしらのオタク
・英国カルチャー好き
・少女趣味の乙女チックな女性
・富裕層の有閑マダム
・ミーハーキラキラ女子
という5種類の人種に大別されるのではないかという結論となりました!
ちなみに私は
・オタク
・少女趣味
の混合タイプ。
元々食べるのが大好きな食いしん坊でもあるので、アフタヌーンティーは見た目にも胃袋にも楽しいエンタメ感覚で毎回大いに満喫しています。
お酒を飲む習慣がない自分にとってアフタヌーンティーは飲み会のようなもの。
昼間から紅茶を飲んでダラダラ過ごすのは、昼から酒飲んで気持ちよくなるアル中オヤジと一緒の感覚かも知れません(例えがひどい)。
最近はアフタヌーンティーブームだからか、本当に色々な人がホテルラウンジやティーサロンに行くようになりましたね。
たまに男性も見かけるから驚きです。
これまで富裕層のマダムがメインの客層だったと思うけど、アフタヌーンティーの魅力が様々な人に伝わったおかげで裾野が広がったのはアフヌン界(?)にとってもいいことなのではないかと。
予約が取りにくくなるのは困るけど、今後も色々なホテルやサロン、カフェで趣向を凝らしたアフタヌーンティーをいただくのを楽しみに生きていく所存でございます、隊長!
海外旅行も好きなので、コロナも明けたことだし今後は海外アフタヌーンティーもバシバシ攻めていきたいですね。
というわけで以上、タビビシスター(@tabibisister)によるアフタヌーンティー好きの人の特徴考察でした!
この記事を読んで少しでも共感したり面白がっていただけたのなら嬉しいです♪
ではでは、引き続き素敵なティータイムを!
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