へろー!いつもゴキゲンなタビビシスター(@tabibisister)でーす!
今回は「リシケシからガンゴートリーまでバイクで旅(2ケツ)した体験談」をご紹介しますね。
インド4大聖地の一つで標高3048mに位置するガンゴートリー。
ここはガンジス川の源流の地で、インド中から巡礼者が集まる非常に神聖な場所として知られています。
ガンゴートリーの先にはゴームクという氷河があり、ここからガンジス川の水が流れ込んでいるため、ガンジス川本来の美しい姿を拝むことが出来るんです。
丁度今年の5月にリシケシに行った際、たまたまガンゴートリーのオープニングセレモニーが開かれると教えてもらった私。
インド人の友人がバイクで旅行しながら行ってみようよと誘ってくれたので、リシケシからガンゴートリーまで全8日間のロードトリップを楽しんできましたよん。
普段はなかなか見られないインドの田舎や山間部の生活を見ることが出来て、かなり興味深い体験をさせてもらったのでこの記事で備忘録がてらシェアできたらなと思います。
ちょっとマイナーな観光地なのであんまり行く人はいないかも知れませんが(汗)、インドに興味のある方は是非暇つぶしがてら読んでみて下さいませ!
目次
- 1 1日目:リシケシ(rishikesh)~チャンバ(chamba)
- 2 2日目:チャンバ(chamba)~ウッタルカシ(uttarkashi)~マネリ(Maneri)
- 3 3日目:マネリ(Maneri)~パイロットババアシュラム~バルス(balsu)
- 4 4日目:バルス(balsu)~ガングナーニー(gangnani)~ハーシル渓谷(harsil)
- 5 5日目ハーシル渓谷(harsil)~ダラリ(dharali)
- 6 6日目:ダラリ(dharali)~ガンゴートリー(gangotri)
- 7 7日目:ガンゴートリー(gangotri)~ダナルティ(dhanaulti)
- 8 8日目:ダナルティ(dhanaulti)~リシケシ(rishikesh)
- 9 まとめ・やはりインドは広かった!
1日目:リシケシ(rishikesh)~チャンバ(chamba)
というわけで始まりました、聖地巡礼ツーリングwithインド人!
リシケシを午前中に出発した私達は、まずは手始めにチャンバという町へレッツらGO。
リシケシからチャンバまでは59km、大体2時間弱かかります。
チャンバは標高1600mの高原地帯にあるため、酷暑期のインドにしてはそんなに暑くないのがありがたいですね。
小高い丘の上から見下ろす街並み。
緑が多く自然が豊かなところゆえ、お散歩しながらゆっくりするのには丁度いいスポットです。
ここではロッジ風の宿に泊まったのですが、その日の夜に信じられないくらいの数の稲妻を拝むことが出来ました。
大雨が降りしきる中、ピカッと夜空に閃光が走ったかと思うと、爆音とともに雷が落下!
紫色の空に白い光線がきらめく様は迫力満点でその美しさたるや・・・言葉では表現できないのが悔しい~!
一晩中興奮しながら雷をひたすら眺め続けたのは生まれて初めての体験で、あの光景は今でも目に焼き付いています。
これは山の神様からのプレゼントだったんでしょうかね・・・( ゚д゚)??
2日目:チャンバ(chamba)~ウッタルカシ(uttarkashi)~マネリ(Maneri)
大雨の去った翌日、チャンバを昼頃出発して次の目的地ウッタルカシへと向かいます。
チャンバからウッタルカシまでは88kmほど。
ウッタルカシはバギラティ川のほとりに位置していて、リシケシからも近いのでショートトリップで訪れる人も多いそうな。
場所柄なのかアシュラムも多く、シヴァナンダアシュラムの支部(?)もあったのでちょっとだけお邪魔させていただきました。
宗教的な町とはいえど、町の規模もそれなりに大きく少々俗っぽさも漂うウッタルカシ。
川沿いの景色はなかなかよかったのですが、メインの通り沿いは喧騒に溢れ、あまり落ち着く感じではありませんでした。
ウッタルカシがイマイチだったので、そこから16.2 kmほど離れたマネリという町で宿をとることにした我々。
マネリには大きなダムがあり、この辺は地元の観光客にも人気の場所なんだそう。
マネリ近くには小さな村もいくつかあり、ここを散策途中で地元のインド人家族からチャイを振舞ってもらいました。
ちなみにこの家の息子さんはリシケシでアーユルヴェーダのマッサージ師として働いているらしいです。
そういえば、ここでチャイを飲んだ後に茂みに隠れて用を足した際、謎の虫に足を刺されてとんでもなく皮膚が腫れてしまうという珍事件が発生。
幸い、息子さんが赤い液体を塗ってくれたおかげで腫れはすぐ引きましたけども・・・インドの虫怖すぎるぞ~!(笑)
3日目:マネリ(Maneri)~パイロットババアシュラム~バルス(balsu)
マネリで1泊した翌日は、特に目的地を決めずにツーリングを楽しむことに。
ウッタルカシの近くにパイロットババアシュラムというアシュラムがあったので、興味本位がてらちょっと立ち寄ってみました。
実はここには日本人の女性(ヨガマタ)がいらっしゃるそうで。
ヨガ界では非常に有名な方らしいのでお会いしたかったのですが、残念ながら今の時期は不在とのこと。
アシュラム内を見学しつつ、スタッフからお茶を1杯頂きしばし時間を潰します。
施設内の至る所にインドの神様のカラフルな像が鎮座していて、何とも言えぬシュールさが漂っているのがやはりインドって感じ。
アシュラムを後にした後は、地元の人のおすすめ情報を頼りに風光明媚な村へ行ってみることに。
ウッタルカシを出てメインロードを逸れてしばらく山の方を目指して走っていくと、バルスという小さな村が見えてきます。
山の中に佇むバルスはひなびた雰囲気でまさに絵に描いたようなインドのザ・田舎。
実はここは今回訪れた場所の中でも一番のお気に入りスポット。
標高2000m超えの場所にあるので景色もよく、着いた時は少々曇天でしたが晴れると非常に美しい山の景色が楽しめます。
簡素な家の造りといい、喧騒とは程遠い静けさといい、名も知れぬ小さな村という風情が旅人の心を見事にキャッチ。
デリーやムンバイといった都市部とは全く違う、インドの山間部の生活を目の当たりにしてインドって広いなーと改めて実感しました。
きっと住人全てが顔見知りなんだろうな~というくらい、人口が少なそうなこの村。
気さくで朗らかな笑顔が印象的な村人たちは、観光地の鬱陶しい商売人とは違って皆素朴な人柄でとってもフレンドリー。
外国人(アジア人)を見るのが初めてという人も多いみたいで、やたら陽気に絡んできてくれます。
やっぱり田舎っていいなぁ~!
ここでもやはりチャイをいただきながら、しばし地元民とのお茶会に興じます。
言葉は全然分からないのですが、何となく何を話しているのかがところどころ分かってしまうのが不思議。
バルス村では昔ながらの伝統的な暮らしが営まれていて、IT大国とは思えない牧歌的な光景をそこかしこで見ることが出来ます。
お散歩中、石造りの家の前でまだ幼い少女が洗濯物を干しているところに遭遇。
ちょっとアジア系(チベタン?)っぽい顔つきの少女に何となく親近感を覚え、一緒に写真を撮らないかと誘ったところ、はにかみながらもOKしてくれました。
ぎこちない笑顔がこれまた可愛いですね。
ついでにソロでの写真も撮らせていただきました。
この子は独特の大人っぽい雰囲気を持っているので、ついつい何枚も撮りたくなってしまいます。
群青色のジャケット風の服が似合ってました。
村を散策していると、どこからともなく子供達が寄ってきたのでこちらもパシャリ。
山間部の子供達はわりとシャイで外国人慣れしてないせいか、性格が素直であんまり擦れてないところがイイ!
外はかなり冷えているのに、どの子達も裸足やサンダルでタフだなぁと。
見ている私の方が寒くなってきます。
逞しく生きるバルスの村の人々。
外国人に興味津々なのか、誰もが人懐っこい笑顔を向けてくれるので何だかこちらまでほっこりした気分になってきます。
ちなみにバルスではコテージ風の少しいいお宿に宿泊。
インドにしては珍しく可愛らしい雰囲気のプチホテルといった外観で、お部屋自体も綺麗なので居心地は◎。
部屋の前にあるテラスはマウンテンビューになっていて眺めは抜群。
標高が高いため空気も綺麗で、夜になれば肉眼でハッキリ見える位の美しい星々を拝むことも出来ますよ。
耳が痛くなるほどの寒さの中、深夜2時まで粘っていたら流れ星を3つほど見られたのは今となってはいい思い出です。
防寒対策に熱々に沸かしたホットレモンティーにウイスキーを混ぜて飲むという荒業も編み出し、また一つ新たなスキルを手に入れました(笑)
4日目:バルス(balsu)~ガングナーニー(gangnani)~ハーシル渓谷(harsil)
星降る夜を過ごした翌日は素敵なバルスともお別れして、次の目的地・ハーシルへと向かいます。
ハーシルに行く途中でガングナーニーという温泉の湧き出る村に立ち寄り、ここで温泉に浸かりがてらしばし小休止。
まさかインドにも温泉があったとは!
男女共用なのでさすがに全身浸かるというわけにはいきませんが(男性は普通に入っていた)、足湯程度には普通に楽しめますね。
湯温もぬるすぎず熱すぎず丁度いい感じで、膝下だけでも十分気持ちよかった~!
バイクをひたすら走らせ、いよいよハーシル渓谷へとやってきました!
白い砂地にエメラルドグリーンの川がいくつも流れる何ともラブリーな景観が印象的なハーシル。
ここはバギラティ川のほとりに位置していて、なんと標高2,620m!
豊かな自然と静けさに包まれた環境はリゾート地としても人気らしく、キャンプやトレッキング目的で訪れる観光客も多いんだとか。
実際、この辺りの川の水はとても澄んでいて、美しく穏やかに流れる渓流は一見の価値あり。
街自体はこじんまりとしていて、私が行った時期はまだシーズンオフだったのかかなり閑散としていました。
自然に囲まれた街なのでウォーキングがてら色々歩くだけでもかなり楽しめます。
ハーシルにはリンゴの木が沢山生えていて、ここの特産品はリンゴと麦を蒸留させて作ったお酒。
散策途中、たまたまお酒を造っているお家の人に招待を受け、自家製のリンゴ酒(?)をいただくことに。
これが非常にスッキリとした味わいでクセもなく、泡盛や日本酒に近い雑味のないお味でした。
ほのかにリンゴの甘い香りが漂うところもいいですね。
少々酔っ払い、気付けば30分程うたたねしていました(人の家なのに笑)。
家の主人がお酒を作っていたので、せっかくなので製造過程を見学させてもらうことに。
麦で団子のようなものを作り、これを焼いてどうにかする(うろ覚え)とお酒が出来るんだそうですよ。
試しに見よう見まねで団子を作ってみたところ、意外と上手に出来たので、微力ではありますが彼らのお酒作りのお手伝いをさせてもらいました。
何気に楽しい作業なんだな、これが!
清流の流れに心洗われながら、酒盛りしつつハーシル滞在の夜は更けていきます。
5日目ハーシル渓谷(harsil)~ダラリ(dharali)
翌日、午前中にハーシルを発ちその6km先にあるダラリへと向かいます。
ダラリは私達が目指すガンゴートリーからは約20kmの場所にあり、山の斜面に面した小さな村。
国道沿いには小さなホテルやゲストハウス、レストランが点在していて、ガンゴトリへ向かう途中の休憩場所にはぴったり。
ダラリの小高い山の上にはDharali-Gangotri Templeという白い寺院があります。
この寺院にはガンジス川の母なる女神=マザーガンガーが祀られています。
ガンゴトリ寺院がオープンするまでの冬の期間中は、この寺院がガンガーの住処となっているんだとか。
そして、ガンゴトリ寺院がオープンするセレモニーの日になると、ここからガンゴトリまで女神が移送されるとのこと。
寺院の外側には住居が密集していて、村人たちが住まう居住区になっています。
村の女性達に誘われてまたもや井戸端会議に参戦しちゃいました。
ちなみに私の向かって右隣にいるおばあちゃんはなんと101歳!
大変な長寿の女性なので隣にいるだけでご利益がありそう(笑)
ここに住む人々も2日後のガンゴートリーのセレモニーには正装して出掛けるそうです。
ダラリで仲良くなった兄妹。
外国人の私に興味津々で隅々まで村を案内してくれました。
この辺では珍しく英語が少し話せる子達だったので、ちょっと裕福なお家の出身なんでしょうかね?
一緒にブランコに乗ったり、ふざけた写真なんかを撮り合いっこして楽しい時間を過ごせました。
6日目:ダラリ(dharali)~ガンゴートリー(gangotri)
ダラリに1泊した翌日はいよいよガンゴートリーへ向かいます。
ガンゴートリーまではメインロードをひたすら走っていけばいいのですが、途中で明らかに標高が変わったなと感じた瞬間があり、そこから多少の膨満感や酩酊感を感じ始めました。
私は富士山にすら登ったことがないので、今回が初めての3000m超え。
高山病にならないか少々不安を抱きながらもガンジス川の始まりの地を目指します。
ガンゴートリーが近くなるにつれ、川の水の透明度も徐々に増していき、緑の豊かさも相まって道中は非常に美しい景色を堪能出来ます。
14時頃にようやくガンゴトリに到着!
ものすごく体がだるい&強烈な眠気に襲われたため、速攻でホテルを探して夜までホテルで爆睡することに。
ホテルはまさかの最後の一部屋が空いていて、無駄に広いトリプルルーム。
どうやら既にほとんどのホテルが埋まっている模様(゚o゚;
しばし体力を温存し、夜になってから一度外に出てみます。
ちなみに外はめちゃくちゃ寒くて、正直観光どころではありません(汗)
この日のために前ノリしているインド人巡礼者も多く、参道付近のお土産屋さんやレストランは観光客でごった返しておりました。
土産屋では巡礼グッズやゴームクまでのトレッキング用品なども売っていて、欧米人観光客の姿もちらほら。
インド人の友人曰く、「今日ここにいるアジア人は君だけだ!」とのこと。
ガンゴトリ寺院前(標高3150m)では明日のセレモニーの準備が着々と進んでいました。
お花や光る電飾でデコレーションされた外観はなんとも派手で、この独特のセンスにインドっぽさを感じずにはいられません。
上から見下ろす夜のガンゴトリ寺院は煌びやかで一際目立ちます。
明日になればここら一帯はとんでもない数の巡礼者で溢れかえってしまうのでしょう。
一体どんなセレモニーが行われるのか・・・非常に楽しみです。
7日目:ガンゴートリー(gangotri)~ダナルティ(dhanaulti)
翌日、朝早くにガンゴトリ寺院へ行ってみました。
白い建物に鮮やかなオレンジ色の花が幾重にも垂れ下がり、昨日とはまた違った神聖で厳かな雰囲気を感じさせます。
セレモニーは11時くらいから始まるとのことなので、まだ全然人はおらず周辺は閑散としていました。
せっかくなので、セレモニー前にガンゴトリの町を散策してみることに。
ガンジス川の近くまで降りて行くと、すでに大勢の巡礼者達が集まっていました。
今回、テレビクルーも沢山来ていたようで、運がいいのか悪いのか唯一の日本人ということで何故かインタビューを受ける羽目に・・・(笑)
「何故ガンゴトリに来たの?」
「ガンゴトリのことはどうやって知ったの?」
「ここにきて実際どう感じてますか?」
やたらパッション溢れるインド人男性から熱い質問をぶつけられて困惑しましたが、拙い英語で何とか回答を絞り出しました。
ヒィィ~!焦る~!!
インド人にとっては一生に一度は訪れたい聖地というだけあって、ここに来ている人々のテンションもやや高め。
外は極寒なのにも関わらず、ガンジス川に頭までしっかり浸かって沐浴している人の多いこと多いこと!
私もせめて足だけでもと思いチャレンジしてみましたが・・・水がめちゃくちゃ冷たくて1分も経たずにあえなく終了。
いや~、まだまだ信仰心が足りないですね( ̄▽ ̄;)
ガンジス川の最源流はここから14km先にある氷河・ゴームクから始まっています。
ガンゴトリに流れるヴァギラティ川(ガンジス)の水はゴームクから流れる清流なので、澱みもなく水質も非常に綺麗。
実際に飲んでみましたが、ほのかに甘みがあってまろやかな味わいで飲んでもお腹を壊すこともありませんでした。
川の水は病気を治癒してくれる効果があるらしく、巡礼者は皆この水をポリタンクに入れて持ち帰っているとのこと。
私もそれに倣って少量ですがボトルに詰めてみましたよ♪
いい旅の記念のお土産になったかも!?
川辺をうろうろしていると、タイミングよくリシケシからやってきたサドゥがプジャの儀式を始めたので、私達もそれに混ぜてもらうことに。
ココナツの油を額につけてもらったり、聖なる灰を振りかけてもらったりと、ヒンドゥー教徒ではない私ではありますがご利益にあやからせていただきました。
そうこうしているうちにセレモニーの時間になったのでお寺へ一旦戻ります。
鼓笛隊のような集団が現れて音楽を奏で始めると、巡礼者達が集まり出し、寺院の周辺は一気に賑やかな雰囲気に。
お寺に参拝する時はちゃんと列に並んで一人ずつ中に入って行くのですが、これがもう大変。
人数多いわ、並んでいる間は寒いわ、そのうえ日差しは強いからめまいはするわで結構しんどかったです。
1時間弱くらい並んでようやく中に入れた時はもうボロボロでした(笑)
参拝時はお坊さん(?)にお花を渡すと、額に赤い液体をちょんちょんと塗ってもらえます(洗礼的なものなのかな)。
それが終わると無料のお菓子をいただけます。
周りの人々の反応などを見る限り、インド人にとっては本当に神聖でありがたい行事なんだなということが分かりました。
熱心な巡礼者や観光客は、参拝後にこの先のゴームクまで巡礼路を辿ってトレッキングをするそうです。
私はプチ高山病状態だったのでさすがに無理だと思い今回は諦めました。
そういえば、ダラリで見たマザーガンガーの神輿(?)をここでたまたま発見!
本当に移送されてきたんですね~、何だか妙に感動してしまいました。
頭をつけてお参りするとご利益があるそうなので、私もトライしてみましたよ!
いや~、こうやって間近でインド人の世界観・宗教観を体感すると、ヒンドゥー教徒ではない自分でもなんとなく厳粛な気持ちになるものですね。
色々と勉強になりました。
さて、めぼしいイベントはあらかた終わったので、このままガンゴトリを出てリシケシへと戻ることにします。
やはり初めての標高3000m超えはちょっときつかったのか、身体の調子がいまいちだったのですが標高が下がった途端一気にだるさや眠気が吹っ飛びました。
3000m超えると超えないとでは、こんなにしんどさが違うものなんですね~。
ガンゴトリからリシケシまでは267.5km。
どんなにバイクを走らせたとしても、1日で行くのはさすがにきついので、この日は中継地点のダナルティで一泊することにしました。
この辺はスキーリゾートとして人気らしく、冬になると観光客が大勢訪れるそうですよ。
8日目:ダナルティ(dhanaulti)~リシケシ(rishikesh)
ついに最終日。
ダナルティを午前中に発ち、ひたすらバイクを走らせてリシケシに向かいます。
5月のインドは酷暑期真っ盛り。
標高が下がるにつれて暑さも増し、リシケシに着く頃にはあまりの蒸し暑さにぶっ倒れそうになる始末。
ガンゴトリの震える寒さが懐かしいです。
本当にあそこにいたのかな?と不思議な気分になりました。
15時頃、無事にリシケシに到着~!
実はこの日の夜にインドを発つ予定だったので、リシケシから直接ハリドワールへ向かい、シャターブディーに乗ってデリー着からそのまま空港へ直行。
8日間一緒だった友人と離れるのが寂しくて、ハリドワール駅でガン泣きしながらお別れしたのも今となってはいいおもひでです(笑)
いやー、いい旅でした。
初めてのバイク旅でしたが、何だかロードムービーの主人公になったみたいで無性にロマンを感じましたね。
もし自分がバイクに乗れたなら、こういう旅行の仕方もありだなーなんて思ったりして。
何より、始終安全運転&しっかりエスコートしてくれた心優しい友人に感謝!
まとめ・やはりインドは広かった!
さーて、そんなわけで、長々とリシケシからガンゴトリまでのバイク旅の一部始終をまとめてご紹介させていただきました~。
インドって本当に広くて1度行くだけじゃ全然満足できないというか、行く度に何かしら新しい発見がある国だな~と今回旅をして改めて思いました。
灼熱の国なのに、ヒマラヤの山々や美しい渓流の風景は何となく日本を思い出せるような懐かしさもあって、まだまだ自分が知らないインドが沢山あるんだな・・・と思うとまた無性に行きたくなっちゃうんですよね。
自分一人では絶対に見られなかったであろう景色や素敵な人々に出会わせてくれた友人にも大いに感謝しています。
またいつかインドに遊びに行けたらいいな~と思いつつ、今回の旅で「もっと英語力上げないとな~」と反省&痛感。
インド好きな方は、もし機会があれば是非ヒマラヤ方面にも足を運んでみてはいかがでしょう。
静寂に包まれた雄大な自然の中で大いに癒されること間違いナシですよ♪
きっと観光地の雑多なインドとはまた違ったモノを感じられるのではないかと思います。
以上、タビビシスター(@tabibisister)によるインド旅行感想レポでした♪
それでは、よい旅を!
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