ブカレストの可愛すぎるカフェでアフタヌーンティーしたら昇天した話

へろー！いつもゴキゲンなタビビシスター(@tabibisister)で～す！

今回は、『ブカレストの住宅街にあるティーサロンでアフタヌーンティーした体験談』について紹介しますね♪

このブログを読んでいる方は既にご存じかも知れませんが、私達は紅茶やアフタヌーンティーがだ～いすき！！

毎度毎度、海外旅行に行く度に1回は高級ホテルでアフタヌーンティーをする、というマイルールを掲げているくらいです。

ルーマニア旅行するにあたって、今回は高級ホテルでのアフヌンは既にプランの中に組み込んでいたわけなのですが、

そう考えた私達は、ブカレストで行ってみたいお店をリサーチしてみることに。

そこで見つけたのがインフィニティー(infinitea)というティーサロンでした。

見た感じ内装もよさげだし、メニューも美味しそうだし、ということで実際に予約して足を運んでみたところ・・・これがまた超・超・超・可愛いお店でガチでテンション上がっちゃいました！

しかも、オーナーがヨギーニなので使われている素材も自然派のものが多く、味も美味しいうえに身体にもよいというダブルで嬉しい内容だったんです！

いや～、ここはマジで来てよかったなと思いましたよ。

ブカレスト滞在中、ホテル以外で一番印象に残ってるかも知れません(笑)

この記事では、私達が実際にインフィニティーでアフタヌーンティーを食べた体験談を元に、メニューの内容や味の感想、店内の雰囲気やサービスについてを豊富な画像と共にレポしています。

気になる方は是非参考がてら読んでみて下さいね。

ルーマニアブカレストのティーサロンインフィニティー体験記

そんなわけでやってきました、ブカレスト市内にあるインフィニティー！

最寄りは地下鉄エローラ駅。

高級住宅街風のエリアの中にひっそりと佇むお屋敷風の建物が目印です。

小汚いブカレスト(失礼)市内にもこんな場所があったのかぁ・・・なーんて思ったり(おい)。

エントランスはこんな感じ。

一見普通のご自宅というか、お金持ちのマダムの館のような外観なので、我々が勝手に入っていいものなのかとしばし悩んでしまいました(笑)

ええい！ちょっとドキドキしますが、行っちゃいましょう！

ちなみにティーサロンは2階にあるので、そのまま階段を上っていきますよ。

お、なんかサロンっぽいのが見えたぞ！

う、うおおおおおお～～～～！！

一歩足を踏み入れた瞬間、狂喜乱舞。

え、やばっ・・・何ここ。

めっちゃ可愛いやないかーーーーーいっっ！

目に映る物全てが可愛いんですが、一体どういうこと？？

この本棚とか・・・

小物もいちいちラブリーなんですけどっっ！！

棚に陳列された本の装丁もガラスの置物も全てがツボ！

もはや完全に貴族！！

貴族が着飾って午後のお茶会をするために集う場所って感じですがな！

ハァ、ハァ・・・ちょっと初っ端から飛ばし過ぎた、いや、興奮しすぎてしまいましたね(←キモイ)。

一息ついて店内をぐるりと見渡します。

う～ん、壁色もインテリアも凝ってますねぇ。

チェアもテーブルも、ちょっぴりアンティーク風な感じがたまらん坂(by忌野清志郎)。

壁際にはミニサイズのカップやポットが飾ってありました。

あ～、もう見てるだけで幸せだわ。

この空間にいられたことに感謝感激雨嵐。

天井にはこれまたファンタジー映画に出てきそうな燭台がぶら下がっていたり。

まるでおとぎ話の舞台に迷い込んでしまったかのような、圧倒的にメルヘンな雰囲気に完全ノックアウトですた～い！

突然現れた日本人の怪しい姉妹(？)を快く受け入れてくれた女性オーナーが、にこやかに微笑みながら私達を席へと案内してくれました。

おお～、こりゃゆっくりくつろげそうなソファ席ではないですか♪

しかし、喜んだのも束の間。

ここでまさかの衝撃の事実が発覚してしまいました。

気合を入れてきたはいいものの、な、なんと・・・アフタヌーンティーはまだやっていないとのこと！！

14時からだってさ！

えええ、マジかよぉぉぉ～～～～！

がっくりと肩を落とす我々に

「どうする？一度お出掛けして戻ってくる？それとも待つ？」

とクールに尋ねるオーナー。

結局、外は暑いからもうこのままお店で待たせてもらうことにしました。

初っ端から少々肩透かしを食らったものの、諦めの悪い我々は景気づけ(？)に紅茶とデザートをオーダーすることに。

メニューはQRコードから読み込めるそう。

軽く流し読みしただけですが、意外とメニューが豊富でびっくりしました。

アフタヌーンティーはもちろん、デザートや軽食に加え、ドリンクもかなり多種多様で、どれもこれも美味しそう。

テーブルの上に置かれたキャンドルがまたいい味出してます。

ゆらめく炎を眺めながらテンパった気持ちを落ち着けることに。

・・・待つこと10分、お待ちかねの紅茶が運ばれてきました。

私達が頼んだのは

というフレーバーティー。

どちらも可愛らしいポットで出してくれましたよ。

まずはパイナップルチョコレートドリームからいってみましょう。

もうネーミングからして美味しそうな予感プンプン。

ポットの蓋を開けて中を覗いてみると、たっぷりのカカオニブとスライスされたパイナップルの果肉がゴロンと入っていて、いかにも食欲をそそります。

トポトポッと注いでいきますよ・・・。

カップに淹れてみると、こんな風にうっすら黄色がかった色味をしているのが分かりますね。

パイナップルのスライスやフレーク、ピールがふんだんに入ったパイナップル尽くしの紅茶なのでトロピカル感は抜群。

それでいてカカオニブやココアフレーバーもミックスされているから、チョコレートの甘い香りも強め。

やや燻されたような渋みや香ばしさがあり、飲み心地は重めでどっしりしています。

はぁぁ～、おいし♪

これは満足感の高いお茶ですね。

さっぱり系のケーキとも合いそう。

お茶を楽しんでいる間に別で頼んでいたクッキーセットもやってきました！

ふふふ、これでお茶請けは完璧じゃい！

続いて、アイリッシュモーニングの方も味見をしてみましょうかね。

さっきとは打って変わって赤みがかった色をしています。

ほほぉ～、これはまた全然違ったテイスト！

がブレンドされているので、甘味があってまろやかなんだけどほんのりスパイシーさもあってどこか大人の味わいというか。

爽やかなのにスモーキーな風味もあり、これはミルクを入れるとより美味しくいただけますね。

ミルクを入れることでより甘味がアップして優しい飲み心地になります。

一粒で二度美味しい紅茶って感じ。

これもクッキーと合いそう！

せっかくなので並べて写真を撮ってみました。

わぁぁ～、なんて素敵なの・・・！

ついでに、クッキーの方もご紹介。

こちらのでっかいチョコチップがついたやつはブラックチャイとチョコレートのクッキー(22レイ)。

チャイの風味はそんなに強くないため、スパイスが苦手でも普通のチョコレートクッキーとして楽しめます。

生地は比較的ソフトでしっとりしてました。

チョコチップはダークチョコレートを使用しているから甘すぎず、ほのかにビターな大人のチョコチップって感じ。

もう一つは抹茶とピスタチオのクッキー(22レイ)。

抹茶が練り込まれた生地はやはりしっとりとした柔らかい食感で、どちらかというとパンに近いかも。

上にはピスタチオがたっぷりとトッピングされ、噛むと抹茶の風味がフワ～ンと漂います。

抹茶の香ばしさとそんなに甘くないテイストが緑茶にも合いそう。

うう～ん、アフタヌーンティーを頼まずとも既にめちゃくちゃ満足感のあるティータイムとなっております。

ゆっくりクッキーをつまみながらおしゃべりしつつ、14時になるのをひたすら待つ姉妹。

我ながらすごい執念だなと思いますわ(笑)

さて、そんなこんなでいよいよアフヌン解禁の時間がやってきました！

アフタヌーンティーの場合は、さっきよりも大きめのポットに入ったお茶を2人で1つオーダーできるそう。

つまり、2人で1種類しか頼めないってことですね。

ムムッ、これはしっかり吟味せねば！

カップのデザインも先程の単品の紅茶で使っていたものとは異なり、中国風の模様がついたものが出てきました。

色々迷った末、私達はダージリンヒマラヤンブレンドをチョイス。

ブロンズ色に輝くダージリンは、スパイシーで非常に香りがよくどっしりとした重厚さを感じさせるダージリン。

これならセイボリーでもデザートでも何でも合わせやすそう。

きゃほ～～～～～！

きたっ、きたあぁぁっっーーーーー！！

本日の主役・クイーンズアフタヌーンティー(136レイ)が運ばれてきましたよ！

これを待ってたんだよ～～～！

一気に私達のボルテージもMAX状態に。

フェッフェッフェッ・・・それでは早速いただくとしましょう。

まずは下の段にあるセイボリーから。

お皿に盛り付けられた3種類のサンドイッチのお味やいかに？

こちら、とろりとしたサーモンが乗ったサンドイッチ。

ウズラの卵がついているところが珍しいですが、卵の白身とサーモンの脂が意外と合いますね。

生ハムとドライトマトが盛り付けられた贅沢サンド。

パンにはブリーチーズがたっぷりと塗られていて、チーズの塩気とコクにしっとりした生ハムがこれまた相性ぴったり。

山羊チーズのサンドイッチ。

シンプルですが、濃厚で塩気が強い山羊チーズがドライトマトの酸味をより際立たせてくれます。

箸休めに置いてあったピンチョス風の串刺し。

左から

という構成になっていて、オリーブはコリコリ、チーズはモチモチで地味に美味しかったです。

お次は中段へ参りましょう。

ジューシーなみかんの果肉がたまらない海老とみかんのサンドイッチ。

これは普通にデザート感覚で食べられちゃいますね。

海老も軽く焼いてあってねっちりした噛み応えがあり、チーズとみかんと一緒に食べるとより旨みがアップ。

これもデザート風のサンドイッチです。

ゴルゴンゾーラチーズを敷いた上に薄く切った乾燥洋ナシが乗っていて、洋ナシの爽やかな風味とねっとりしたチーズのコンビネーションがたまりません。

続いてこちら、一見、ただのデーツかと思いきや・・・

なんと、中にはゴルゴンゾーラチーズがぎっしり詰まっているという変わり種のデザートでした。

ほおおお～、これは面白い！

デーツのとろけるようなねっとりした甘味と癖の強いゴルゴンゾーラチーズがこんなに合うとは！

最後の段はマカロンです。

1つ1つ味が違うのでどれを食べようか迷ってしまいますね。

小ぶりなマカロンは外はサックリ、中はねっちり、間に挟まっているクリームは結構甘味強め。

写真はレモンマカロンです。

レモンの酸味がほのかに感じられるさっぱり爽やかなテイストで、最後に食べるのには丁度良かったかも。

そんなわけで、楽しい楽しいアフタヌーンティーは無事終了！

いやー、最高でした。

最初に出てきたクッキーも含めて、シンプルなのに美味しくて非常に満足感の高いお茶会が出来ましたよん♪

インフィニティーアフタヌーンティーの紅茶の種類について

続いて、インフィニティーのアフタヌーンティーで提供された紅茶についても備忘録がてら感想を綴っていきたいと思います。

こちらのサロンでは、アフタヌーンティーの場合は1種類だけお茶をオーダー出来ます。

2人で頼んでもお茶の種類は種類をシェアする形になり、飲み放題ではないのでそこは注意が必要。

ラインナップは以下の通り↓

他にもウーロン、ルイボス、マテ茶、フルーツティーでそれぞれ多種多様なお茶がありましたが、書ききれないので割愛します。

ブラックティーに関してはポットの大きさによって値段も異なり

となっていました。

このお店はかなり本格的。

お茶の種類も豊富なうえに、なかなか普通のカフェには置いていない白茶等も揃えていることから、本当にお茶が好きなオーナーが運営しているのだなと感じました。

外国人チョイスにしては通好みのものが沢山あったので・・・。

後は、ちょこちょこ茶葉も有機栽培のものを選んでいるあたりも意識の高いお店だなと。

実はアフタヌーンティーの値段そのものも、ブカレストの五つ星ホテルのラウンジでいただいたものより高かったんですよ。

素材や茶葉等も含めて結構こだわっているお店だと思います。

ブカレストkカフェインフィニティーの雰囲気とサービスについて

続いて、お店の雰囲気とサービスについてもメモしておきます。

ここはもうとにかく内装が可愛すぎます！！

ビクトリア調というのでしょうか、イギリス貴族のお屋敷のようなエレガントでちょっとレトロな雰囲気がたまりません。

壁の色からインテリアの色・形、本棚に置いてある小物まで、とにかく何もかもがツボ！

この場にいるだけでときめいちゃうし、ウットリしちゃう。

しかも、居心地も抜群。

席も広くてゆったり使えるし、ソファの座り心地もいいし、隣とも離れているから会話も気にならない。

スローでまったりした時間が流れているから本当に落ち着くんです。

お客さんも静かでシャイだけどフレンドリーな人が多く、紅茶好きの平和な人が来るんだろうなという印象。

オーナーの女性は比較的さっぱりしているというか、愛想が物凄くいいというわけではないものの、とても優しくて気遣いのある方でした。

私達が汗だくだくのままお店に来たら無言でキッチンペーパーを渡してくれたり(笑)、アフタヌーンティーの時間を間違えてしまったことが分かると「ここで飲みながら待っていていいわよ。」と言ってくれたり・・・。

注文もいいタイミングで聞いてくれるので、淡々としてるけどこちらの要望にはしっかり応えてくれる感じ。

お陰様でリラックスした時間を過ごせました。

ブカレストカフェインフィニティーアフタヌーンティー感想レポまとめ

さーて、そんなわけでブカレストにある素敵なティーサロン「インフィニティー(infinitea)」でアフタヌーンティーをした体験談をシェアさせていただきました！

もう本当に可愛くて可愛くて、私の中の乙女心が思わず疼いてしまいましたよ～～！

まさかルーマニアにもこーんなにラブリーなティーサロンがあるとは驚きです！

実は、ルーマニアとセットでブルガリアも周ったんですが、悲しいことにブルガリアではアフタヌーンティー自体がなかったという事実にぶちあたり、内心非常にガッカリしておりました。

ブルガリアの首都・ソフィアの高級ホテルもさんざんリサーチしたのですが、お店の人に聞いてみても

「アフタヌーンティーはない。」

と言われる始末・・・。

どうやら、ブルガリアはそもそもコーヒー文化圏で(トルコも隣だしな)、紅茶を飲む習慣がないらしいんですよね。

飲んだとしてもいわゆるハーブティーがメインで、ハーブティー自体も基本的には体調が悪い時に薬代わりに飲む、という感じみたいで・・・。

結果、ブルガリアではアフタヌーンティーにありつけなかったのですが、ルーマニアの方で高級ホテルとティーサロンの両方を巡ることが出来て本当によかった！

田舎は田舎で楽しいけれど、都市部は都市部でこういうカフェ巡りとか楽しめるからいいなぁと感じた次第です。

もし3回目のルーマニア旅行があるとするならば、また是非行ってみたいです。

ほーんとに楽しかったし美味しかったし、幸せな時間でした♪

クソ暑い中、汗だくになりながら訪問した価値はあったってもんよ！(笑)

てなわけで、以上、タビビシスター(@tabibisister)によるブカレストのティーサロン・インフィニティーでアフタヌーンティーをした体験レポでした！

それでは、よい旅を！

ルーマニアの観光情報や海外のアフタヌーンティー情報については以下の記事も参考にしてみて下さいね↓

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