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今回は、『著莪の里ゆめや』に宿泊した感想について紹介しますね。
新潟県の奥座敷岩室温泉にひっそりと佇むゆめやは昭和63年創業の老舗旅館。
新潟出身の母が以前から行きたいと願っていたお宿で、この度、たまたま家族旅行する機会があったので高齢の両親(60代後半)と一緒にゆめやに泊まってみることにしました。
お部屋は横笛という露天風呂付の部屋をチョイス。
これがもうね、最高でした~!
露天風呂がマジで気持ちいい!
そして、とにかく静か!
ここはどこぞの山奥か?という位に、物音一つしない静寂すぎる環境には驚きましたよ、ええ。
まさに
普段の忙しい生活から離れて非日常的な空間を味わいたい!
という人にはぴったりの隠れ宿という感じで、完全に大人の休日を満喫しました。
この記事では、著莪の里ゆめやに宿泊した体験談を元に、
・客室の内装や使い心地
・アメニティや設備の詳細
・露天風呂やお風呂場の雰囲気
・個人的なおすすめポイント
等についてを豊富な画像と共にレポしています。
これからゆめやに泊まろうと考えている方はもちろん、
・露天風呂付の部屋が気になる!
・部屋の使い勝手はどんな感じ?
・高齢者連れでもくつろげるのかな?
・実際に泊まった人のリアルな口コミが知りたい
と考えている方も是非参考がてら読んでみて下さいね。
目次
アメニティや浴衣も紹介!新潟岩室ゆめや露天風呂付部屋感想レポ
そんなわけでやってきました、岩室温泉にあるゆめや。
人里離れた(?)山道を通って徒歩でやってきた私達。
エントランスに入ると、女将らしき女性が温かく歓迎してくれました。
今回泊まる客室は室内に露天風呂が付いている『横笛』。
ちなみに、ゆめやでは露天風呂付きの部屋は2つだけなんだそう。
ドアを開けて中に入ってみます。
玄関の足元に敷かれた絨毯が中東のキリムっぽいデザインなのが意外だったかも。
室内にもキリム風のカーペットが何枚か敷かれていたのですが、どれも模様が違っていて可愛いんですよね。
主室
廊下を進んでメインの和室へ。
ジャジャ~~~ン!
12.5帖ある純和風数寄屋造りのお部屋はいかにも和風旅館って感じの雰囲気。
内装は比較的シンプルですね。
床の間の近くにはお香が焚かれ、落ち着いた和の空間を演出するのに一役買ってくれています。
香りはゆめやオリジナルのもので、白檀のようなスーッとした落ち着く香りでした(売店でも売ってた)。
テレビ近くにはセーフティボックスが設置されていました。
空気清浄機もあったので、花粉の季節や乾燥しやすい季節でも快適に滞在出来そう。
床の間に掛けてあった掛け軸も素敵。
広縁
和室の隣には4帖程の広縁があります。
ソファと机があるのでくつろぎながら窓の外を眺めるのもオツかも知れません。
晴れの日はもちろん、雨の日でもしとしと降る雨音に耳を傾けながら物思いに耽ったりして、わびさびを思う存分味わえそうな感じです。
このお宿はとにかく静か。
物音一つしないので、自分達以外に誰も泊まっていないのでは?と妙に不安になってしまうほど。
庭を散策
ガラッ。
窓を開けると下駄が置いてあるのを発見。
せっかくなので、これを履いて外に出てみましょう。
作務衣に着替えて軽くお散歩。
あ~、いい気分。
こういう穏やかな時間を過ごせるのも和風旅館ならではですね。
少しずつ色づき始めていた紅葉の葉。
紅葉はもうすぐとのことで、来るタイミングがちょっと早かったかなぁ・・・うーん、残念!(笑)
静寂に包まれた無音空間。
たまに聞こえてくるのはチチチ・・・という鳥のさえずりだけ。
ちなみに、この辺りは非常に自然豊かな環境なので、クマは出ないにしても、たまにイノシシは出るそうです。
スタッフの話によると、この間はタヌキが出たそうな!
鏡台とクローゼット
窓のあるお部屋の隣には鏡台とクローゼットが置かれた支度部屋という小部屋になっています。
鏡台は三面鏡になっていてとても使いやすかったですよ~♪
鏡台の上には可愛いらしい小箱が置いてあり、なんと、表面には非常に細かい刺繍が施されているんです。
このデザインは多分鹿かな・・・?
はぁ、可愛すぎる~!
クローゼットを開けてみました。
中には調室木炭と毛玉を取る用のブラシが。
部屋着(作務衣)
棚の引き出しを開けると靴下と作務衣がお目見え。
ゆめやではスリッパはなく、館内は基本的に素足で移動するスタイルになるため、部屋から出る時はこの靴下を履くといいですね。
山奥なので夜は特に寒く、廊下が冷えるんですよ。
部屋着が上下セパレート型の作務衣ってところが有難いです。
浴衣だとちょっと動きにくいのでね・・・。
羽織物は用意されている人数分全て柄違いのデザインになっているのが驚き。
私はこちらの花柄の模様を選んでみました。
実際に着てみるとこんな感じ。
一緒にいた父から「後ろ姿がタヌキみたい」と笑われてしまいました・・・(笑)
寝室
ちなみに、お部屋に関してはメインの和室とは別に、ベッドが2台置いてある専用の寝室もあります。
寝る時は主室の方でも布団を敷いてもらえるのですが、高齢の両親は布団よりもベッドの方が楽なのでこっちのお部屋で過ごすことに。
家族旅行の場合は、2間あるのはやっぱり便利ですね。
客室内は暖房バッチリなので全然寒くないところも〇♪
ベッドの反対側には細長いライティングデスクがあり、その上にはテレビが置かれていました。
主室と同様、こちらにも空気清浄機が設置されていました。
前室と冷蔵庫・備品
客室内の廊下は畳みになっていて、主室を出てすぐ左にはミニバー的なゾーンになっています。
棚の下には冷蔵庫、棚の上にはケトルとグラスが並べられていました。
冷蔵庫の中にはウェルカムスイーツ代わりの黒糖プリンと缶ビールまで。
こちらは生姜生絞りというジンジャーエールで有料です。
私達は夕食で同じものをオーダーしたのですが、かなり生姜が効いててピリッとした刺激がなかなかグッドでしたよ。
飲み物を注ぐ用のグラスと栓抜き。
電気ケトルと一緒に飲み水が入ったガラスの瓶も用意されていました。
蛇口から直接飲む水道水は結構まずかったので、お水を飲みたいのならここからどうぞ。
棚の中にあった急須と湯呑、緑茶の茶葉が入った缶等。
夕食後にお茶を淹れてゆっくりくつろぐのもよさそうです。
トイレと洗面所(アメニティ)
続いて、寝室とは反対側のお部屋も見ていきましょう。
和室を出てすぐ右手にあるのがトイレ。
トイレの隣のお部屋の引き戸を開けると・・・
こっちは洗面所と浴室ゾーンになっていました。
洗面所は鏡が大きくて非常に使いやすかったですね。
腰掛けるための椅子がついているのが地味に便利。
足元にはゴミ箱も。
ドライヤーはサロニアのもので風量は結構強め。
髪の毛もわりとすぐ乾きました。
洗面所の左側には家族4人分のグラスが色違いで置いてあり、脇にはフェイスタオルも。
右側にあったのは
・木製のティッシュ箱
・点ねん100%のコットン
・ハンドソープ
バスアメニティはマーガレットジョセフィンのものを採用していて
・クレンジング
・洗顔フォーム
・スキンローション
・ミルク
と必要なものは一通り揃っています。
男性用だと
・シェイビングフォーム
・アフターシェービングローション
・ヘアトニック
・ヘアリキッド
というラインナップになっていました。
洗面所の引き出しを開けると
・コーム
・歯ブラシ
・シャワーキャップ
というアメニティも。
内容は結構シンプルです。
浴室(バスルーム)
次は浴室をみていきますね。
お風呂は内風呂も露天風呂も自家製源泉かけ流しスタイル。
室内の方は古代檜風呂で、扉を開けた瞬間に檜のいい香りがふわ~っと漂ってきました。
レトロな浴槽に心なしかちょっとワクワク♪
どうやらこの蛇口からも源泉が出るみたいです。
シャワーに関しては私はシャンプーする時に使ったんですが、湯量は少なめで水圧もかなり弱い&柔らかいです。
勢いよくジャーっと出る感じではないので、シャンプーを洗い流す時は少々かったるかったかも(笑)
腰掛け椅子と同じく檜の洗面器。
内風呂にはやはりマーガレットジョセフィンの
・シャンプー
・コンディショナー
・ボディソープ
が用意されています。
その横にはブラシも引っかけてありましたが、これは身体を洗う用なのか、浴槽を磨く用なのかがイマイチ謎でした。
部屋付きの露天風呂
横笛に泊まる時に一番の楽しみだったのが部屋付の露天風呂!
洗面所の奥の方の扉を開けるとこのような丸い露天風呂が現れます。
おおお~~~!
風情がありますね~。
露天風呂は丸くて深さがあるタイプなので、肩までしっかり浸かれるところが嬉しい♪
ただ、深くて狭いゆえに、高齢だったり足が悪い人にとっては逆に入りにくいかも知れません(上がる時大変そう)。
そこはちょっと注意した方がいいかも。
チャプリ・・・
早速身体を浸してみました。
ああぁぁ~、気持ちいい・・・。
温度は少々熱めで多分、41.2度はありそう。
外が寒いので多少熱いくらいが丁度いいです。
チャパーン・・・
夜はもちろん、朝の露天風呂も気持ちよくて最高でしたね。
寝起きの身体にこの熱いお湯が効くんですよ。
肩までしっかり入って目を閉じると得も言われぬ心地よさを感じて、とっても穏やかな気分になれちゃいます。
ハァ~、落ち着く。
山の中の爽やかな空気も相まって幸福感に包まれます・・・。
岩室温泉は硫化鉄を含んだお湯が特徴で、別名・黒湯と呼ばれているそう。
一見無色透明に見えるのが不思議です。
弱アルカリ性の泉質なので刺激もなく、実際に入ってみるとやたら保温性が高いというか、入浴した後は身体がポカポカになりますよ。
身体が芯から温まるので冷え性にはすごくよさそう♪
瀬波温泉がお肌しっとりモチモチになるお湯だったとすれば、岩室温泉の方は肌がツルツルになる感じ。
就寝時には布団を敷いてもらえる
たっぷり入浴を楽しんだ後はこちらの居間でゆっくりと身体を休めましょう。
夜になるとこんな風に布団を敷いてくれる(夕飯から戻ってきたら既に敷いてあった)ので、布団の中でゴロゴロするのも楽しいです。
夜はお庭の見える窓も雨戸が閉められ、さらに落ち着いた雰囲気に。
机の方には夜用のお茶の準備がしてあり、ポットには飲み水が入っていました。
リラックスして安眠できるよう、カモミールティーのティーパックをチョイスするあたりがニクイですね。
うっしっしっ、冷蔵庫にあった黒糖ゼリーもいただいちゃしょう。
実は密かに見つけた時から食べるのを楽しみにしていたんです(笑)
チュルっとした滑らかなゼリーは甘さ控えめであっさりしたお味。
黒糖の優しい風味に癒されるぅぅ~!
そんなこんなでしばしダラダラした後で就寝。
1泊でしたが非日常感を満喫できました。
高齢親と新潟岩室温泉ゆめや宿泊を楽しんだクチコミレポまとめ
さーて、そんなわけで、『著莪の里ゆめや』で泊まった客室の感想レポを紹介させていただきました。
新潟の奥座敷岩室温泉にあるゆめや。
初めて泊りましたが、とっても居心地がよくて落ち着く素敵なお宿でした!
シンプルな内装といい、季節の移ろいを楽しめる和風のお庭といい、まさにわび・さびを地でいくような空間で、これぞ人里離れた隠れ宿って感じ。
この何とも言えないしっぽり感がたまりませんね~。
ゆめやに来たら、ひたすらのんびりゆっくり過ごすのが一番の楽しみ方かも知れません。
静寂に包まれながら、しばしソファの上でボケ~っとしているだけでめちゃくちゃ癒されましたし、不思議と心穏やかな気持ちになれるんです。
もはや滞在していることそのものが瞑想に近いような、そんな感覚というか・・・。
あとは露天風呂が本当に気持ちよくて神!
あまりにも気持ちいいのでついついチェックアウト前に何度も何度も入ってしまったりして・・・(笑)
何もしない贅沢というのもたまにはいいものですね。
久々に自分と向き合う時間を作れたような気がします。
両親も喜んでましたし、また行きたいとノリノリで話してました。
忙しい日常から離れてひとときの非日常空間を味わいたい方にはゆめや、とってもおすすめです。
無音環境の中でわび・さびを感じながら自分との対話の時間を作ってみてはいかが?
きっとリフレッシュできること間違いナシです!
というわけで、以上、タビビシスター(@tabibisister)による『著莪の里ゆめや』レポでした!
それでは、よい旅を!
ネットからだとお得!ゆめやのおすすめ予約方法
ゆめやの客室は全11室あり、そのうち室内に露天風呂がついているお部屋は2部屋しかありません。
母屋の他に離れの部屋が1つあり、そちらは2階建てで別荘みたいな感じで使えるから子連れにははなれがおすすめです(すごく静かな宿なので子連れだと色々気を遣ってしまう気がする)。
今回、私達が宿泊したのは露天風呂付のお部屋・横笛。
純和風数寄屋造りのお部屋で
和室12.5帖+ベッドルーム(ツイン)+広縁4帖+お支度部屋+古代檜内風呂+源泉露天風呂+シャワートイレ付
という造りになっています。
露天風呂は本当に気持ちよかったので個人的には超おすすめ!
ただ、やはり人気みたいですぐ埋まってしまうから予約するならなるべく早めの方がいいですよ。
私達は2か月くらい前に予約を押さえようとしたところ、なんとすでに満室!!
でも、どうしても部屋付きの露天風呂に泊まりたかったので直接電話で問い合わせしたら、運よくキャンセルが出たのですかさずそっちで予約に成功!
旅行日程が決まっている方は早めにお部屋を確保すべし!
楽天トラベルや一休ならタイミング次第でお得なセールも開催されているのでリーズナブルに泊まれます。
是非チェックしてみて下さいね♪
著莪の里ゆめやの宿泊情報については以下の記事でも詳しくレポしているので是非参考にしてみて下さいね↓
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