へろー!いつもごきげんなタビビシスター(@tabibisister)でーす!
今回はフィンランド第二の古都であるポルヴォー市内の有名観光スポット・ポルヴォー大聖堂について紹介したいと思います!
丘の上に佇むポルヴォー大聖堂は町のシンボルとして市民から愛されている美しき名所。
実はこの教会、なんと数百年の歴史の中で5回も放火にあっているって知ってましたか!?
そんなポルヴォー大聖堂を私達タビビシスターが実際に見学してみました!
感じたことや個人的なおすすめポイント等を豊富な画像付きでレポしていくので、行こうかどうしようか考えている人は是非参考にしてみて下さいね!
目次
フィンランドのポルヴォー大聖堂(教会)とは
旧市街の丘の上に佇むポルヴォー大聖堂は、フィンランドで最初の議会が開かれた場所としても知られています。
小ぶりで可愛らしい外観に反して意外とその歴史は古く、その大部分は15世紀初頭の1418年に建てられたものなんだとか。
一番古い部分は13世紀頃に作られたというから驚きですね!!
石造りと木造を組み合わせた美しい教会は、戦争によって何度も破壊されながらも修復を繰り返し現在の姿になったそうな。
1723年には司教が長を務める国内有数の大聖堂となり、ポルヴォーのランドマークとして現在も市民から愛されています。
ポルヴォー大聖堂への行き方・アクセス・場所
ポルヴォー大聖堂は青空マーケットが開かれる旧市庁舎前広場から坂道を上った丘の上に建っています。
広場周辺はレストランや雑貨などが立ち並ぶ賑やかな通りで観光客も多めですが、坂を上がるにつれて人が少なくなっていきます。
ちなみに旧市街の石畳はどの道を行っても最終的にはポルヴォー大聖堂に通じるように作られているんだとか。
試しに私達も色々な小道をランダムに曲がりながら歩いてみたのですが、見事に大聖堂にぶち当たりました。
これって何気にすごくない!?
Porvoon tuomiokirkko(ポルヴォーン・トゥオミオキルッコ/ポルヴォー大聖堂)
住所:Kirkkotori 1, 06100 Porvoo
TEL:+358 19 66 111
アクセス:ポルヴォーバスターミナルから約20分
ポルヴォー大聖堂観光をした感想
ポルヴォー大聖堂の正面。
大きな三角形の切妻屋根が可愛らしい印象です。
真っ白な漆喰の壁との組み合わせがまるでおとぎ話に出てきそうなメルヘンな雰囲気を醸し出していますね。
教会というよりもRPGによくある村人の館って感じの風情。
大聖堂の横に建っている鐘塔。
淡いブルーグリーンの屋根が爽やかでやはり可愛らしいイメージですね。
白い壁と赤いレンガが半々になった面白い外壁が印象的。
ちなみにポルヴォー大聖堂で結婚式を挙げることはフィンランド人にとっては夢なんだとか。
有名F1レーサーであるミカ・ハッキネンが結婚式をここで挙げたことで、しばしばF1ファンも訪れる名所になっているそうです。
こちらは教会の周りの敷地内。
石畳を囲むように木や芝生が生えていて、ちょっとした庭のようになっています。
晴れた日は丘の上でボーっとするのも気持ちがいいですよ。
庭にあった石造りの柱のようなモニュメント。
ハートの形に温泉の湯気のようなマークがついています。
石には字が刻印されているのですがフィンランド語なので読めません。
自由、落ちた、フィンランド、ためにといった意味の単語が書いてあり、1918年という年号から予測するにフィンランド内戦関係のものでしょうか。
追悼の意を込めてという感じなのかな??(あくまで予想)。
ポルヴォー大聖堂は美しい外観とは裏腹になんと5回も火災に遭っているという壮絶な歴史を持っています。
一番最近の火災は2006年に起こったもので放火が原因らしいです。
この火災で外壁の大半が焼け落ちてしまい、2年がかりで修復工事が行われて見事2008年に再開され今の姿に。
火災に見舞われる度に改修工事をしているらしいので、建造された当時とは大分変わってしまった部分もありそうですね・・・。
しかし、5回も火事に遭うとは運が悪いんだか何なんだか・・・。
中に入ってみました。
内部はこじんまりとしていて、メルヘンな外観とは打って変わって尖頭アーチが印象的なゴシック様式の建築になっています。
祭壇付近のヴォールト天井には星型の模様が装飾されていて、黄金に輝くペンダントランプがぶら下がっていました。
30センチの厚みがあるこの天井は、2006年の火災で屋根や外壁が焼け落ちてしまった際にも奇跡的に元の状態を保っていたそうです。
そのおかげで15世紀の室内や家具、絵画も損傷の危機を逃れられたというんだからすごいですよね。
室内の左側には立派なパイプオルガンが設置されていました。
白と深い青みのあるグリーンのコントラストが印象的な造りの室内。
奥にはイエスキリストが磔にされた十字架が飾られていて、尖頭アーチからこぼれる陽の光に照らされて神聖な空気を感じました。
全体的に明るくて清潔感漂う空間はどこか素朴で牧歌的な雰囲気を感じさせます。
装飾も凝っていて見ごたえがありますね。
ちなみにポルヴォー大聖堂の設計者は不明だそう。
豪奢なシャンデリア。
ろうそくを設置するタイプでいかにも中世の教会という雰囲気ですね。
帆掛け船の模型のようなものも天井からぶら下がっていました。
聖人らしき絵も飾ってありました。
絵本のような可愛らしいタッチがこの教会にぴったりです。
ポルヴォー大聖堂の営業時間・所要時間・入場料は?日曜日はやってる?
入場料:無料
営業時間:10:00~14:00(日曜14:00~16:00)、6~9月のみ10:00~18:00(土曜~14:00、日曜14:00~17:00)
※開館中も、特別礼拝やイベント中は立ち入り不可
所要時間:10~15分
ポルヴォー大聖堂は町のメイン観光スポットなので常にツアー客で混んでいます。
ゆっくり見学したい場合はなるべく朝一もしくは午前中に訪問した方がいいですよ。
特に日曜はミサの関係なのかやたら込み合うので要注意。
また、聖堂前の通りにはピエニ・スクラーテヘダス(Pieni Suklaatehdas)という有名なチョコレート工場があるので帰りに寄ってみるといいですよ。
私達が行ったのは日曜日でたまたま休みだったようで行くことが出来ませんでした。
もし平日に大聖堂に立ち寄る予定があるのならついでに行ってみるといいかも知れません。
ポルヴォー大聖堂を見学した感想まとめ
さて、そんなわけでポルヴォー大聖堂を見学した感想をお届けしました。
可愛らしい女子好みの外観と尖頭アーチが印象的なゴシック様式の教会は、まさに中世の佇まいを残した素敵スポット。
小高い丘の上に立っているので外は風が気持ちよく、教会の前に立っているだけで神聖な空気を感じることが出来ますよ。
荘厳な雰囲気のウスペンスキー寺院や白亜のヘルシンキ大聖堂とはまた違った魅力を発見できると思うので、教会が好きな人にはおすすめかなーと思います。
ちなみにポルヴォーはヘルシンキからバスでたったの1時間なので日帰りでも十分行けちゃいます。
朝一のバスで行けばゆっくり観光しても夜までには戻ってこられるので、時間に余裕がある人は是非ヘルシンキから足を延ばして観光してみてはいかが?
こじんまりとした旧市街のメルヘンチックな街並みが魅力のポルヴォーは、実はヨーロッパの美しい村30選にも選ばれているほど!
おしゃれなカフェや可愛いチョコレート屋さんなど見どころも沢山あるので、石畳をそぞろ歩きながら気になるお店屋さんにフラっと入るだけでも楽しめると思います。
是非ヘルシンキからのショートトリップで訪れてみて下さいね。
以上、タビビシスター(@tabibisister)によるフィンランド旅行感想レポでした♪
それでは、よい旅を!
フィンランド旅行情報はこちら♪
ポルヴォーの観光情報について知りたい方はこちらの記事も併せてご覧下さい♪
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