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今回は、新潟県村上市を観光した感想やおすすめスポットについてをレポ風にして紹介したいと思います。
新潟市や長岡市と比べてややマイナー感のある村上市。
村上といえば塩引き鮭が有名ですよね。
ご当地牛の村上牛も全国的には知られていますが、やはり村上に来たからには名物の鮭料理は外せません!
私達は瀬波温泉とセットで村上を観光したのですが、滞在時間が実質4時間位しかなかったので自分達がやりたいことを最優先に市内を散策。
短時間ではあったものの、
美味しい鮭料理を食べたり・・・
塩引き鮭がぶら下がっているところを見学したり・・・
鮭にちなんだお土産をゲットしたり・・・
とそれなりに村上のよさを満喫することが出来ましたよ。
お陰様で村上市の鮭に対するリスペクトを感じられたのはもちろん、古来から受け継がれてきた伝統的な食文化や鮭愛についても学ぶことが出来て、色々な発見もありました。
この記事では、私達が実際に訪れた場所や個人的なおすすめスポットについてを時系列で振り返りながらレポしています。
リアルな感想も交えながら豊富な画像と共に村上観光の思い出を綴っているので
・村上市って何があるの?
・おすすめの観光スポットが知りたい
・美味しい鮭料理が食べられるお店を知りたい
・村上で買えるお土産ってあるの?
そんな風に考えている方は是非読んでみて下さいね。
目次
村上駅到着(11:37)
そんなわけでやってきました、村上駅!
駅構内に鮭のぬいぐるみがぶら下がっているあたりが、早くも村上感満載でワクワクしてきちゃいました。
駅の外観はこんな感じ。
駅という感じが「驛」なのがレトロですね。
観光地らしく構内には撮影スポットも。
村上は「鮭・酒・人情(なさけ)」というトリプルサケで有名な町。
サケリンという頭に鮭を載せたオリジナルの観光キャラクターがなかなかシュール★
駅を出て左手には観光案内所もあります。
せっかくなので中に入ってみました。
ここにもやはり柄違いの布を組み合わせて縫い付けたパッチワーク(?)の鮭がぶら下がっています。
地味に可愛いんだよな・・・。
おお!なにやらカカシのような等身大の人形まで飾ってあるではないか!
お土産コーナーには、岩船産の新之助というブランド米や鮭の酒びたしといった村上の名産品が陳列されていました。
村上産の塩や地酒の大洋盛も置いてあり、観光案内所というよりももはや物産館っぽい雰囲気。
村上茶1つとっても沢山の商品があり、帰り際にここでお土産を物色するのもいいかも知れないと思ったりして。
千年鮭きっかわで塩引鮭見学
観光案内所を見学した後は、駅前に停車しているタクシーに乗って村上市の中心部へと向かいます。
最初にやってきたのは鮭料理で有名な千年鮭きっかわ。
こちら、鮭の加工料理専門店で創業1626(寛永3)年の老舗です。
建物は築140年の村上の町屋造り(登録有形文化財)になっているんですよ。
軒下には塩引鮭がぶら下がり、いかにもそれっぽい雰囲気が漂っていました。
店内に一歩足を踏み入れて最初に目に入ったのはこちらの囲炉裏。
どうやら鍋に甘酒を入れて温めている様子。
なんだか昔話に出てきそうな絵面ですね。
きっかわでは発酵と熟成という伝統的な村上の技法を用い、天然素材を手間暇かけて調理したオリジナル商品を多数販売しています。
名物の鮭の酒びたし以外にも、鮭の焼漬や昆布巻き、佃煮といったお惣菜がズラーッと並べられていて、どれもこれも気になるものばかり。
極上はらこの醤油漬け瓶詰という商品に興味津々。
これは絶対美味しいやつ!
塩引鮭の切り身も売っていました。
冷凍品だからこれを持って観光は出来ないけど、宅配サービスとかあるんですかね?
食品コーナーをしばしウロウロした後は、いよいよ店内奥の見学ゾーンへ。
どど~~ん!
天井の梁から吊り下げられた千匹の鮭。
これは・・・圧巻です!
こんな光景見たことない!
塩を擦り込んだ鮭を1年間天井に干してぶら下げ、村上の風にさらし続けることで徐々に味が熟成されていくらしいそうで。
この土地の風土そのものが村上の塩匹鮭独自の味わいを作り出しているんですね。
本当に地域ならではの郷土料理なんだなぁと改めて実感しました。
いやはや、これは確かにスゴイ!
自分の知らない日本の食文化を知ることが出来て、非常に勉強になりました。
村上観光するならここは必ず寄りたい名所ですね。
千年鮭井筒屋(鮭料理専門店)
大迫力の塩匹鮭を見た後は、今度は鮭料理のランチを食べるべく井筒屋へGO!
ここは先程のきっかわが営む鮭料理専門店。
今回私達が注文したのは鮭料理8品コースという定食風のランチ。
手まり寿司や白子の寒風干し等、多種多様な鮭料理が色々出てくるので鮭料理を満喫するならもってこい♪
今が丁度シーズンということで人生初のA5ランクのイクラも食してみました。
もう美味しすぎてほっぺたが落ちるかと思いました。
村上茶で淹れる鮭茶漬けも最高。
村上で鮭料理を食べるなら井筒屋さん、とってもおすすめです。
井筒屋で鮭料理を食べた感想はこちらの記事で詳しくレポしているので是非参考にしてみて下さいね↓
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黒塀通り(安善小路)をブラブラ
お腹も満たされた後は黒塀の家が立ち並ぶ黒塀通りを散策。
ここは村上の中でも城下町の風情が漂うエリア。
重要文化財の寺院周辺に黒塀が立ち並ぶ様から「黒塀通り」と名づけられたらしいです。
かつてはあの松尾芭蕉も歩いたという小路をそぞろ歩きつつ、村上の歴史を感じる我々。
美しい景観はもちろん、ゴミ1つ落ちていない綺麗さにも驚きました。
明暦元(1655)に創立された安善寺。
下層に屋根のない楼門が特徴で、外観からしてとても立派な造りです。
村上市内散策中に見つけたあれこれ
散策していてふと気付いたのですが、この町はやたらと猫が多い!
行く先々で突如現れるにゃんこ達は体型も振る舞いも貫禄たっぷり。
「ニャンだ?お前達は?」
ゴロゴロと寝ころび気ままな生活を満喫中の様子。
「あ~、日向ぼっこはたまんねーなぁ。おっ、観光客か。まぁ楽しんでいけや。」
少々癖のある住人(?)達を激写しつつ、街ブラを楽しみます。
鮭の町なので、市内の至る所に鮭にちなんだモノがあるのも面白いところ。
道路にあるグレーチングにも鮭のイラストが。
こちらは貴重な鮭の模様のマンホール。
ご当地マンホールマニアにはたまらない代物ですね。
一応写真に納めておきました。
村上名物の堆朱や地酒大洋盛・村上茶を販売するお店も
地酒・大洋盛を作っている大洋酒造もありましたよ。
村上市は鮭だけじゃなく「酒」も名産品なので、のんべえの方は立ち寄ってみるのも面白いのでは?
村上で一番歴史のある日本茶専門店「九重園」。
店内では村上茶の販売はもちろん、ちょっとした喫茶スペースもあるみたい。
休憩がてらお茶するのも楽しそう♪
堆朱のふじい。
こちらもやはり同じく村上名物推手を販売しているお店です。
江戸中期から始まった伝統工芸村上堆朱を全て手作業で製造しているそうな。
和菓子屋・永井松栄堂で三面川鮭もなかをゲット
せっかく村上に来たことだし、何か記念になるものが欲しい!
・・・と思い、市内にある和菓子屋さんへとやってきました。
創業100年を超える老舗「永井松栄堂」では、鮭をかたどった三面川の鮭もなかを販売しています。
単品や箱入り等色々なタイプのものがガラスのショーケースに入っていたので、どれを買うかしばし吟味。
私達は6個入りのもの(1,030円)を購入してみることにしました。
包装紙をとると可愛らしい鮭の形をした最中がお目見え。
外はパリパリ、中はしっとり!のもなかは雄と雌の2種類。
それぞれ雄魚が抹茶餡、雌魚が小倉餡と味も異なります。
個人的には村上茶を使った抹茶餡がお気に入り。
餡子の甘みの中にお茶の香ばしさがほのかに感じられる大人の味わいです。
和菓子屋・早撰堂で鮭の切り身落雁をゲット
鮭最中を買ったついでに、今度は早撰堂という和菓子屋さんへ。
こちらのお店は、国の登録有形文化財に指定されている明治26(1893年)に建てられた町屋造りの建物の中にあります。
昔ながらの和菓子店というような佇まいの店内にて鮭の切り身の落雁(1個300円)を発見。
試しに1つゲットしてみようではないか!
売り子のおばあちゃん曰く、包装紙も紙袋も村上の地図を自分で切り貼りして作ったお手製のものらしいです。
へぇぇ~、器用だなぁ。
一体どんな感じなのでしょうか・・・食べてみましょう。
完全に見た目は鮭の切り身です。
これは結構なインパクトというか、ネタとしては面白いかも。
中を割ってみると餡子のような茶色いものが詰まっています。
こちら、中身も外側も全て砂糖で出来ている砂糖菓子なんですよ。
正直、かなり甘めなので単品でそのまま食べるというよりは、緑茶と一緒にお茶請けとしていただくと丁度いいですね。
これを食べた後で村上茶を飲むと、砂糖の甘みが緑茶の香ばしさで中和されていい具合の後味になります。
村上のカフェ・ピクニックロースターで休憩
ブラブラと散策した後は、たまたま見つけたピクニックロースターカフェでまったりすることに。
濃いめのエチオピアコーヒーを注文し、しばしゆっくり休憩ターイム。
あっという間に数時間経ってしまい、このまま瀬波温泉へと向かうことに。
短時間ではありましたが、自分の観たいところは見れたので満足です。
のんびり楽しい村上観光でした♪
短時間滞在でも大丈夫♪村上市観光モデルコース振り返りまとめ
さーて、そんなわけで、新潟県村上市を観光した感想レポを紹介させていただきました。
村上市は全体的にこじんまりとしていて歩きやすく、城下町特有の趣のある景観が印象的なところでしたね~。
風情ある街並みの中にちょこちょこ鮭に関するものが散りばめられていて、その辺を歩いているだけでも楽しめましたよ。
時間があればイヨボヤ会館にも行ってみたかったのですが、きっかわと井筒屋のランチだけでも十分思い出になったのでこれはこれでよし♪
実際に訪れてみて、
何故村上が鮭で有名だと言われているのか?
についても多少なりとも理解出来たような気がします。
美味しい鮭料理を通じて村上の人々の鮭に対するリスペクトや愛も感じることが出来ましたし、なかなか感慨深かったというか。
これからはスーパーで売られている鮭やおにぎりの具に入っている鮭を見る度に村上のことを思い出すんだろうなぁ・・・。
実際に現地に足を運んで、この目で見たり、耳で聞いたり、舌でじっくり味わうことで、新潟の豊かな食文化や歴史についての学びを深められたので自分にとっては意義のある観光でした。
こういうのも国内旅行ならではですね。
次行く機会があるのなら、きっかわの茶寮で村上茶を使ったアフタヌーンティーがしたいです!(今回定休日で行けなかった)
ちなみに、今回私達は村上市を観光した後で瀬波温泉へ向かいました。
瀬波では瀬波グランドホテルはぎのやというお宿に宿泊。
ホテルのすぐ裏手には源泉やぐらや奥の院といった観光スポットがあるので、色々見て周るのには非常に便利な立地でした。
しかも、宿から徒歩10分で海岸まで出られるから、チェックイン後に足湯に浸りながら夕日を見たりすることも可能。
部屋も広くて居心地抜群だったし、個室会場での夕食や豊富なレパートリーの朝食ビュッフェ等食事も盛り沢山で楽しかったですよ。
もし村上と瀬波温泉セットで観光しようと考えている人は瀬波グランドホテルはぎのや、おすすめです。
瀬波グランドホテルはぎのやの宿泊記やお食事レポについては以下の記事でも詳しくレポしているので是非参考にしてみて下さいね↓
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というわけで、以上、タビビシスター(@tabibisister)による新潟県村上市の観光レポでした!
それでは、よい旅を!